大判図面をタブレットでスムーズに表示する「TerioCloud」で建設・製造業の課題を解決

「日本ものづくりワールド2015」が東京ビッグサイトで、6月24日から3日間開催された。その中の「第26回 設計・製造ソリューション展(DMS東京)」に出展したセイコーアイ・インフォテックは、大判図面ソリューションを中心とした展示を行なった。

昨年の展示では3Dプリンターを中心としたセイコーアイ・インフォテックだが、今年は長年の実績を持つ大判図面ソリューションに注力した展示となった。製造・建設業で必要となる大判図面が出力できるマルチファンクションプリンターとともに展示されていたのは、タブレットで大判図面をスムーズに閲覧できるソリューション「TerioCloud」だ。

「例年よりもより具体的な課題解決策を求めて来場されるお客様が多い印象です。さっきも、作業指示書や紙図面に加筆修正したものをデジタル化するソリューションを探しているというお客様がTerioCloudのデモをご覧になった際に、探していたのはこのソリューションだ。これで業務改善の目途が立ちそうだ、とお帰りになられました」と企画営業部 ソリューション推進担当 田中直樹氏は手応えを語った。

初日から多くの来場者でにぎわった「大判図面ソリューション」を中心に展示されたセイコーアイ・インフォテック社ブース

また、製造業ユーザーを担当しているデジタル図面営業課リーダー 茂呂勝美氏は、「設計等の上流工程はデジタル化が進んでいますが、製品を作る製造現場では大きな紙図面を使い続けるなどアナログなままであることが多いのです。しかし業務効率の向上に取り組むにあたっては紙図面などのアナログ資産をデジタル化することが必要となります。その中でどうしたらうまくデジタル化できるのか、という課題意識は益々高くなっているようです」と語る。

ひときわ注目を集めていた「TerioCloud」のブース内セミナー。来場者の関心の高さがうかがえた。インカムで来場者に語りかけるのは、デジタル図面営業課 プロダクトマネージャー 田中淳氏

「作る・使う・保存する」の全てを「TerioCloud」でデジタル化したい

ドキュメントファイルとは違い、データが重い大判図面を、タブレット上でサクサクと快適に表示できるのが「TerioCloud」の大きな特長だ。そのため、一目見るなり「これはタブレット用のビューワーでしょ」と言われることが多いそうだ。しかしセイコーアイ・インフォテックが目指しているのは単なるタブレットビューングにとどまらない。

「私たちが目指しているのは、紙図面での運用を全部デジタル化することだと考えています。長年に渡り大判図面プリンターメーカーとしてお客様に「紙に印刷する」ソリューションをご提供してきましたが、これは言い換えると「作る」部分を提供していただけでした。しかし今後は、作って、使って、保管する全ての部分をデジタル化したいのです」と語るのはプロダクトマネージャーの田中淳氏だ。「こうした展示会を通じて旧図の管理や活用に困っていらっしゃる多くのお客様に、実用性に富んだ魅力のある最新のソリューションをご提案できることは幸せな事だと思います。製造業だけでなく建築・建設業など他の業種でも求められる、CAD図面を瞬時に現場で確認できる、という状態まではTerioCloudで実現できるのです」と語る。

さらに、電子図面の法的な扱いについても研究しているという。「建設業では電子図面の扱いに関してある程度法制化されていますが、製造業では今のところ各社まちまちに対応している状況です。そこで、将来的にこの辺りの法整備が進むことも想定しながら、お客様に合ったご提案を行うようにしています。」と田中淳氏は語った。

法制度が整えば、大判デジタル図面の活用が進むことも十分考えられる。そしてデジタル化が進めば、クラウド活用も広がる可能性が高い。「製造業において重要な企業資産である設計図を社外のクラウドに預けるということなど考えられない。といった意見が多く聞かれます。しかし紙だけで運用していると保管場所の確保も大変ですし、災害発生による火事などで全てが失われてしまうリスクを抱えている事にもなります。今後は事業継続のためのリスク対策(BCP)としてクラウドを活用する、といった変化の兆しも感じています。オンプレミスでもクラウドでも利用できるTerioCloudなら、そうした新しいご要望にもお応えできると考えています」と田中淳氏は展望を語った。

その他にも省エネソリューションや3Dスキャナーソリューションも展示

また、近隣のブースとは違った印象を作っていたのが蛍光灯型LEDランプの展示だ。「クリーンルームに対応したイエロータイプは、特に注目されています。蛍光灯型LEDランプのメリットはご存じでも、365日24hフル稼働している工場を止めることができないから導入ができない、といったお悩みを抱える企業様に既存の蛍光灯と交換するだけならご興味をいただいています」と語るのはセイコーアイ・インフォテック営業一課の小山廣二氏だ。

イエロータイプも揃った、工事不要で導入が容易ながら効果も大きい蛍光灯型LEDランプ「BrinisPA」シリーズ。大判図面ソリューションとはかなり雰囲気の違う展示だが、これも省エネという多くの企業が抱えている課題に対応するためのものといえる

3Dソリューションコーナーでは据え置き型の3Dスキャナー「Geomagic Capture」や、ハンディタイプの「Artec 3Dスキャナー」のデモンストレーションを行われた。3Dソリューションというと3Dプリンターに目が向きがちだが、3Dプリントするためのデータを取り込むには設備とノウハウが重要だ。手軽に取り扱える必須な3Dツールとして、それぞれの3Dスキャナーは来場者の注目を集めていた。

3Dソリューションは3Dシステムズ・ジャパン社ブースに協賛出展

また、3Dプリンターについては、同会場の3Dシステムズ・ジャパン社ブースに協賛出展していた。このブースには3Dシステムズ製品を扱うベンダーが集結、揃いのユニフォームをまとって来場者に説明を行なっていた。実際にユーザーが作成した実用性に富んだ造形物も多数展示されており、バリエーションに飛んだおもしろい展示となり注目を集めていた。

こちらではセイコーアイ・インフォテック 営業部 3Dソリューション プロダクトマネージャー町田林氏がProJet 3500シリーズの特徴と使用事例について紹介するオープンセミナーを毎日実施。多くの人が足を止めて聞き入っていた。

こちらも盛況となった3Dソリューション営業課 プロダクトマネージャーの町田林氏のオープンセミナー。立ち見の方も多く見受けられた

今回の出展では、大判図面、省エネや3Dとさまざまなソリューションを展開したセイコーアイ・インフォテック。今後もまずます活動範囲を広げていく予定とのことで、夏以降にも多くの展示会出展が計画されている。40年以上に渡り国内外の製造業や建設業ユーザーに製品やサービスを提供してきたセイコーアイ・インフォテックだけに、これからも注目していきたい。

(マイナビニュース広告企画:提供 株式会社セイコーアイ・インフォテック)

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