ユーザー好みにカスタムしたPCを提供するBTOショップである「ストーム」。低価格なエントリーモデルから、専門性の高いハイスペックモデルまで、幅広いベースモデルが用意されており、さらにユーザーのこだわりと予算に合わせて自由にカスタマイズできるというのが大きな魅力だ。この連載では、その豊富なラインアップの中から、旬なお勧めモデルをテーマごとに紹介しよう。

今度のテーマは、キューブ型PCだ。コンパクトなボディが特徴のキューブ型マシンはストームブランドにもいくつかあるが、今回はダイナミックなデザインで異彩を放つ高性能なゲーミングキューブPC「Storm Power Gamer Cube X79」(販売価格127,890円)を取り上げる。

ゲーミングキューブPC「Storm Power Gamer Cube X79」

ダイナミックなスタイリングのキューブ型ケースを採用

「Storm Power Gamer Cube X79」は、キューブ型でもPCゲームがしっかり楽しめるマシンであることを目指している、一般的なキューブ型PCは、圧迫感のないコンパクトなスタイリングというイメージが強いが、同機はその常識を覆すダイナミックな形状になっている。そのため、キューブ型とはいっても大型のグラフィックボードや強力な冷却機構を搭載でき、かなり高性能な仕様に仕立てられる。ゲーマーにピッタリのキューブ型といえるだろう。

まず注目したいのは、ケースサイズ高さ330×奥行423×幅442mmと、キューブ型とはいっても比較的大きめなケース「COOLER MASTER HAF XB」を採用していること。強力な冷却機構に対応するため、前面には大面積のメッシュ機構が設けられ、天面には200mmの冷却ファンを搭載できる。キューブ型PCはリビングに馴染むコンパクトでスタイリッシュな製品が多く、ともすれば目立たないものになりがちだが、HAF XBが放つ存在感は絶大。このダイナミックな外観は、ヘビーゲーマーの所有欲を満たすものだろう。

ベイは5インチベイ×2、2.5インチ内蔵ベイ×4、リムーバブルHDDケース×2と充実。電源は650W 80PLUS BRONZEの「Antec EARTHWATTS」を採用しており、キューブ型PCという言葉から想像するものとはかけ離れた、実力派構成の基礎を担っている。

電源には静音タイプの650W 80PLUS BRONZE「Antec EARTHWATTS」を採用

マシンパワーは大型マシン並みで大満足

内部構成もキューブ型とは思えない充実ぶりだ。標準構成ではCPUにIntel Core i7-3820(4コア、動作周波数3.60GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.80GHz)を採用している。Core i7シリーズでは上位となるものだ。メモリは8GBで、ストレージは1TBのHDDを搭載している。

グラフィックス機能としてはNVIDIA GeForce GTX 660 Tiを採用。NVIDIAのGeForceシリーズの中で、ゲーマーのために用意された「GeForce GTX」シリーズのデスクトップPC向け製品としては、特別上位というわけではないが、しっかりとゲームに対応したGPUだ。

標準構成は、全体的にゲームを楽しむには十分な力を持っているが、若干抑えめのスペックというところでまとまっている。ゲーミングマシンではあるが手頃な価格で提供したいという意識の表れだろうが、もちろんここから構成は変更可能だ。BTOメニューでは第3世代のCore i7-3930Kや、水冷式CPUクーラーも選択できるし、GeForceシリーズの最上位モデルGeForce GTX TITANも搭載可能。PCケースの高さはなくてもパワーは最上級という、こだわりのマシンにすることもできる。

ゲーミングPCを新調したいが、タワー型ではなくちょっと毛色の異なる外観のマシンがほしい……。そんなニーズにピッタリのキューブ型ゲーミングPCといえるだろう。

次回は同じゲーミングキューブPCでもAMDプロセッサを搭載した「Storm Power Gamer Cube FX」を紹介する予定だ。期待してほしい。

■標準スペック
型番 Storm Power Gamer Cube X79
CPU Intel Core i7-3820
チップセット Intel X79 Express
メモリ 8GB
ストレージ 1TB HDD
グラフィックス GeForce GTX 660 Ti
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ネットワーク ギガビット対応LAN
サイズ W442×D423×H330mm
OS －
価格 127,890円

（マイナビニュース広告企画）

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