肩と足が限界寸前! くたびれた弊社営業マンの嘆き

営業マンは大変だ。外回りに外回りを重ねるうち、肉体を酷使している。7月某日、夕方ごろ。昼間はそれぞれ別な場所を訪問していた弊社営業マンのYとKは、東京・竹橋の社屋に戻ってきた。当然というべきか。2人とも疲れた表情だった。

営業マンならではの疲労感を分かち合う2人。K(左)とY(右)

「スマホの万歩計アプリで調べると、13000歩だったんすよ!」と30歳のYが言えば、「そうだよね。1案件ごとに30分以上歩くのはザラだね」と同い年のKがうなずく。どうやら、都内を中心に1日あたり2、3社のクライアント先に出向いているようだ。

特に疲れるのは肩だ。Yが続ける。「肩にかける鞄に紙の資料を入れているんですけど、その分量が知らない間に増えている。結構、重いんです」。それを右肩にぶら下げ続けているから余計につらい。

「そう! 右ばっかり凝るからと左で鞄を持ってみると、持てないんです! 使っていないほうの肩は力が弱まっているのか……。体のバランス、相当悪いと思いますよ。もう、つらいのが普通になっちゃっている感じっす。『今日は凝ってないな』ってことがないですから」。

肩凝りによる体のバランスの悪さが気になると話すY

一方、Kは先日、マッサージ店に行った。「体が石みたい」と言われた。

「自覚症状はないけど、知らず知らずのうちに相当ガタが来ているみたい。肩が凝っているときと凝っていないとき、どっちが普通なのかがわからないね」。

ココロの距離を縮めたい!

すっかり体が固まっている2人が覗いたのは「アクティブガール」。多分野に渡る映像つき電子書籍が勢ぞろいのサイト「ファンプラス」上にある、女子たちにとってうれしい癒やし情報が満載のWebコンテンツだ。

Yシャツを腕まくりした男子2人が「ガール」に触れる。いささか怪しい響きだが、2人はワラにもすがる思いだった。風の噂で、同コンテンツ中のマッサージメソッドが好評だと知ったのである。その名も「ハグモミ」。スウェーデン式の「ピースフルタッチ」というマッサージ形式がベースになっているようである。Yがその説明文を読み上げる。

「『コミュニケーションを大切にするリラックスマッサージです……身近の人のカラダをもみほぐしながら、ココロもゆるめていきたい……』と。コミュニケーション……ココロ……」。

デスクも近く接点は少なくない2人だが、その間には微妙な距離感があることを否定できないようだ。確かに同い年だが、入社はKが2年先。Yにとって、Kは「タメの先輩」なのである。

同い年だが、先輩・後輩の仲の2人には、微妙な距離感が伺える

「最初は、そういう意味での会話のしづらさはあったよね。今は普通に喋るけど」。

Kの問いかけに、どうしてもYは「そうっすね」と敬語で答えてしまう。胸中にはこんな思いがあった。

「そういえばKさんとは家も違う方向だし、一緒に飲みに行ったこととかも少ないなぁ」。

そこで「ハグモミ」の出番である。互いの「カラダ」と「ココロ」の距離をどこまで縮められるのだろうか。

「あ。お尻、柔らかい」(K)

陽が沈んできた。2人は、誰も居ない会議室へ向かう。電気をつけ、靴と靴下を脱ぐ。長机を部屋の隅に移し、床にしゃがむ。Yが持参したノートパソコン上に映る「ハグモミ」のメソッドを、いよいよ実践するのである。

マッサージの仕方の詳細やその効能はコンテンツの説明に譲るとして、ここでは2人の「ココロ」の触れ合いを追いたい。まずKが、うつぶせになったYのヒップを揺らす。右へ。左へ。また右へ。「あ。お尻、柔らかいね」。Kが優しく声をかける。癒やすうちに、相手のことをより深く知ることができる。それも「ハグモミ」のメリットなのだ。Yはうめく。「あぁ。こすれる。こすれる」。いったい、何が何にこすれているのか。

Yのお尻を左右に揺らすK

続けてKは、Yの肩の上に体重をかける。「あぁ。あぁ。あぁ」。普段は右肩に「紙の資料」をぶら下げているYは、声にならない声を発する。ポキッ。骨の鳴る音がするではないか。「痛っ」とY。Kは「それは苦痛の痛み?」と聞く。Yは「いや、違う」とだけ言って起き上がり、あぐらをかく。それに対しKは、肩甲骨と胸板を両手で挟み前後に動かす。Yは思わず、白目をむいて快楽に浸る。天国に行きそうだ。いや、これではいかんと、攻守交替を促すのだった。

肩の痛みに悲鳴を上げながらも、気持ち良さそうにマッサージを受けるY

「さぁ、次はKさんが横になって……」。

会話の口調に変化が!

窓の外は真っ暗である。今度はYが、自分がやられたのと同じようにKのヒップを左右にシェイクする。「これは確かに……。こすれる」とK。だから、何が何にこすれるのだろうか。Yがあることに気づく。

「こんなにしっかり男性のお尻を触るのって、初めて。何か、柔らかい」。

続けて、うつぶせになった背中にYが乗る。Kは「これ、毎日やってもらいたい」とご満悦のようだ。息を切らしながらKの体に体重を乗せるYも、まんざらではない様子だ。

会話が弾み、どんどん縮まっていく2人の距離……

「うわ。すげぇほぐれてきた。やべぇ。やべぇ」。

凝りに自覚症状が少ないというKは「俺、凝ってたんだねぇ」と呟く。いつの間にか、2人ともタメ口で話すようになった。「あ、肩甲骨広い!」というYの驚きに対し、Kは「ふふ。水泳やっていたからね」。同僚同士のクロストークの密度が恋……いや、友人同士のそれに変わりつつある。「ココロ」の距離は近づけたようだ。

あぐらをかくKの上半身をYが揺すれば、Kの「くすぐったいよぅ」との笑い声が漏れる。Yは感じた。

「あぁ、会話も弾むし、2人とも徐々にほぐれていく。カラダも、ココロも……。気持ちがいいという感情を2人で分かち合えるのがいいのかな」。

実際に体を触ることで初めて、相手の疲れている部位がわかる。その知的発見を、抱きしめるような距離でのマッサージで共有すれば、「ココロ」の距離が近づくのだろう。「ハグモミ」。カップル、親子、友人など、さまざまな人間関係をより良くしてくれそうだ。それを「アクティブガール」は、実にスタイリッシュな体裁で紹介するのである。

「ハグモミ」終了後も笑顔がたえず、自然とスキンシップをする2人

夜。会議室を出たYとKは、デスクのある部屋に戻った。ほかの社員は帰宅し、すっかり静まり返っていた。ここから先の展開は、2人のみぞ知る。

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