マウスコンピューター・G-Tuneブランドのミドルタワー型PC「NEXTGEAR」に、AMDの最新CPUであるFXシリーズを搭載した新製品が登場した。驚きの8コアを搭載するプロセッサと、ミドルクラスのグラフィックスカード、そして大容量の電源ユニットを組み合わせたコストパフォーマンスに優れる製品だ。その詳細を見てみたい。
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Bulldozerアーキテクチャ採用の8コアCPUを搭載
80PLUS SILVER認定900W電源で、将来の拡張も安心
コストパフォーマンスに優れたグラフィックス性能
Bulldozerアーキテクチャ採用の8コアCPUを搭載
新製品「NEXTGEAR a500BA1」に搭載されるのは、AMDの最新CPU「FX-8150」だ。"Bulldozer"(ブルドーザー)のコードネームで呼ばれる、まったく新しいアーキテクチャを採用しており、8つものコア(浮動小数点演算部は2コアで1ユニットを共有)を持つのが特徴。動作周波数は3.6GHzで、放熱に余裕がある場合、自動的にスピードを引き上げる「Turbo CORE」テクノロジーが作用したときは最大で4.2GHz、全コア同時にターボがかかる「MAX Turbo」状態でも最大3.9GHzの高速動作が可能となっている。ゲームや動画エンコードなどでプログラムのマルチスレッド化は、ますます進行すると考えられるので、今後8コアの威力を発揮できるシーンはさらに増えるだろう。期待の高まる新CPUである。
80PLUS SILVER認定900W電源で、将来の拡張も安心
今回の新製品でぜひ特筆しておきたいのが電源ユニットだ。合計900Wというかなりの大容量を確保している。そのため、将来、より高性能なグラフィックスカードに変更したり、何台ものHDDを接続したりといったアップグレードにも余裕で対応できる。しかも、高効率電源の印である80PLUS認証を、5段階のうち3番目となる「80PLUS SILVER」で取得している。「80PLUS」(無印)や「80PLUS BRONZE」でもかなりの高効率だが、80PLUS SILVERは一般的な電源ユニットで変換効率の落ちやすい低負荷時、フル負荷時にも85%以上の効率、50%負荷時では88%以上の効率を求められる厳しい規格となっている。無駄な熱などになるエネルギーがそれだけ少ないことを示しているため、長寿命が期待でき、冷却ファンの動作音も小さく抑えることが可能だ。
コストパフォーマンスに優れたグラフィックス性能
グラフィックスカードは、NVIDIAのゲーマー向け製品であるGeForce GTX 560を搭載する。グラフィックス製品全体の中ではミドルクラスのGPUという位置づけだが、ミドルクラスの中では最も高い性能を持つ部類の製品であり、買い得感は高い。最新の特に高負荷なタイトルを除けば、高解像度でもかなり快適にゲームを楽しむことができるだろう。その他のパーツも充実しており、メモリは標準で8GB、HDDは標準で1TB(SATA III接続)を搭載している。もちろん、ユーザーのニーズに応じて柔軟なBTOオプションから構成は選択できる。ケースはゲーミングPCとしては比較的コンパクトにまとまっている部類だが、グラフィックスカードを2枚搭載するSLI構成にも対応できる、十分なスペースを内部に確保している。前述の大容量電源とあわせて、ユーザーの手でアップグレードしながら長く使い続けることのできる一台といえるだろう。
標準スペック
| メーカー | マウスコンピューター |
|---|---|
| 型番 | NEXTGEAR a500BA1 |
| CPU | AMD FX-8150 |
| メモリ | 8GB PC3-10600 DDR3 |
| HDD | 1TB SerialATAIII |
| チップセット | AMD 990FX |
| ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 560 |
| OS | Windows 7 Home Premium 64ビット正規版 |
| LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
| インタフェース | USB 3.0×2(背面×2)、USB 2.0×10(背面×8、前面×2) |
| サイズ | W190×D495×H435mm |
| ディスプレイ | － |
| 価格 | 89,880円(税込) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2011/10/26(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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