7月24日、アナログ方式のテレビ放送が58年あまりの歴史に幕を閉じ、地上波・衛星の全チャンネルがデジタル放送へと移行する(岩手・宮城・福島の3県は2012年3月末)。
マイコミジャーナル読者諸氏の多くは、すでにデジタル放送対応テレビを用意していると思われるが、家の中を隅々まで見回してみると、リビング以外のテレビやビデオデッキ、HDDレコーダー、そしてPCなど、"地デジ化"が済んでいないテレビ環境も案外多く存在するのではないだろうか。
そのような、家庭の中にある2台目、3台目のチューナーの置き換えにも最適なのが、地デジ対応PCだ。PC、テレビ、ブルーレイ/HDDレコーダーなどの機能を一台ですべてまかなえるので、書斎や寝室など家電の設置スペースに限りのある場所でもスマートかつコンパクトにデジタル放送を楽しめる。もちろん、ひとり暮らしの学生や社会人の部屋にも最適だ。
PCでテレビを見るメリットは、単に省スペースということだけにとどまらない。例えば、番組表からの録画予約といった操作も、使い慣れたキーボードやマウスを利用して行えるので、キーワード検索で見たい番組を探すのも楽々。録画済みの番組の編集・書き出しも自由自在なので、お気に入りのシーンだけを集めた保存版のブルーレイディスクを作成したり、通勤・通学途中の視聴用として番組をスマートフォンやポータブルプレイヤーへ転送したりといった使い方も容易に行える。
VAIOなら、もっと地デジを楽しめるワンランク上の機能が満載
VAIOの地デジモデルには、ほかのテレビチューナー搭載PCとは一線を画す機能が満載だ。まず、すべての地デジ対応モデルにおいて、2番組を同時録画できる地上波ダブルチューナーを搭載しているので、一台のPCでありながら、同時間帯の2つの番組を録画したり、1つの番組を視聴しながら裏番組を録画したりといった使い方が可能。「ダブル長時間録画」機能にも対応しているので(VPCJ216FJ/L・W・Bを除く)、HDDの空き容量にもよるが複数チャンネルの番組を数十時間以上にわたって録画することも可能だ。
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| 今季の地デジ対応VAIOのひとつ「VAIO J」シリーズ |
また、ソニーのブルーレイディスクレコーダーで好評の「おまかせ・まる録」機能も搭載。あらかじめ登録したキーワードに関連する番組を、VAIOが自動的に録画してくれるので、その都度予約をしなくても好きな芸能人の出演番組や、気になる時事の話題の情報などをもれなく録画することができる。
インターネットに接続されているPCでテレビを見ているときは、当然のことながら番組内容に関連した情報をすぐに検索することができるが、この夏のVAIOからは、視聴・録画ソフトの「Giga Pocket Digital」に「情報ウィンドウ」機能が追加され、録画した番組を再生する際、関連情報が同時に表示される。番組内のコーナー毎に表示が変わり、紹介された商品や店舗の概要やWebサイトへのリンクなどが流れるので、自分でキーワードを入力しなくてもワンクリックで関連情報をチェックできる。ほかにも、関連情報を頼りに番組の見たいポイントへジャンプするといった使い方も可能だ。
今季は3シリーズに地デジ対応モデル
今季のVAIOでは、24型のボードPC「VAIO L」、21.5型のボードPC「VAIO J」と、16.4/16型ノートPCの「VAIO F」の3シリーズで、地デジ対応モデルが用意されている。アンテナ入力端子にUHFアンテナを接続するだけですぐに地デジの視聴が可能だ。いずれのモデルも高コントラストディスプレイを採用しており、地デジの視聴でも引き締まった黒、明るい白のメリハリある表現を実現している。
また、次のページではこの中から「VAIO J」シリーズについて詳しく紹介しているので、あわせてご覧いただきたい。
「VAIO L」シリーズ
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「VAIO J」シリーズ
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「VAIO F」シリーズ
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