【特別企画】

これぞVAIOの真骨頂! ミニモバイルの新しいあり方を提案するVAIO「type P」

1 使い勝手と持ち運びやすさを両立させた絶妙なサイズ

 
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2009年1月8日。まったく新しいコンセプトの“ポケットスタイルPC”VAIO「type P」が登場した。まさに、ケータイ時代にふさわしい理想のミニモバイルの誕生だ。今回はその「type P」にいち早く触れる機会をいただいたので、その全貌を余すことなく明らかにしたい。

■フルフラットの美しいボディ

VAIOの2009年春モデルの中で、最も注目の製品といえば、やはり超小型PCの新製品VAIO 「type P」であろう。これまで、ソニーは、その時代ごとにモバイルの新たなスタイルを提案し続けてきた。1997年に登場した「PCG-505」は、スリムでスタイリッシュなモバイルノートで、いわゆる「銀パソブーム」を巻き起こした。また、2002年には当時の世界最小/最軽量を実現した超小型PC「バイオU」(PCG-U1)を発表。こちらも大きな話題を呼んだ。

今回登場した、VAIO「type P」は、誰もがケータイやスマートフォンを持ち歩く今の時代にふさわしいミニモバイルの新たなスタイルを提案する製品だ。「type P」の最大の魅力は、なんといってもその小ささと軽さにある。「type P」のサイズは、幅約245mm×高さ約120mm×奥行約19.8mmで、重量は約588gしかない(VAIOオーナーメードモデルでの最軽量構成時)。横幅はB5用紙(幅182mm×高さ257mm)の長辺よりも短く、奥行も約120mmと、ダイレクトメールなどに使われる長3封筒とほぼ同じだ。また、高さも約19.8mmと薄く、天板や底面がフルフラットになっているので、カバンなどへの収まりもよい。底面にもネジの頭などは一切出ておらず、見た目も非常にすっきりしていて美しい。重量は500mlのペットボトル1本+α程度であり、女性でも気軽に携帯できるだろう。表面は天然石を磨き上げたような美しい光沢仕上げになっており、ボディカラーを、クリスタルホワイト、ペリドットグリーン、ガーネットレッド、オニキスブラック(ソニースタイル限定)の4色から選べることもうれしい。

VAIO「type P」の上面。試用機のボディカラーは、VAIOオーナーメードモデル(ソニースタイル限定)のオニキスブラックだ

B5ノートとのサイズ比較。「type P」の横幅はB5サイズの長辺よりもやや短い

DVDトールケース(右)との厚さ比較。DVDトールケースよりもわずかに厚い程度だ

底面にもネジの頭などが出ておらず、すっきりしていて美しい

■使いやすいキーボードとポインティングデバイス

type P」は“ポケットスタイルPC”という愛称が付けられているが、その名の通り、ジャケットなどの大きめのポケットなら、ポケットにすっぽり収納することも可能だ。「type P」のサイズは、両手で快適にタイピングできるキーボードの大きさから決められている。「type P」のボディとキーボードのサイズはほぼ同じで、ボディ一杯にキーボードを配置することで、16.5mmという十分なキーピッチを実現。VAIO「type T」などでも好評のキーとキーの間が離れているアイソレーションキーボードを採用。今回の試用機は英字キーボードだったが、もちろん日本語キーボードも選択できる。

実際に「type P」で文章を入力してみたが、快適なタイピングが可能であり、キーボードの使い勝手に関しては、12.1型クラスのモバイルノートPCと比べても遜色はなかった。ポインティングデバイスとしては、スティック式マルチポインティング・デバイスを採用。ホームポジションから手を動かさずに操作でき、使い勝手も優れている。

動画 - 「ジャケットからVAIO「type P」」
ジャケットの内ポケットに入れたVAIO 「type P」を取り出す様子。外から見ると、ジャケットの内ポケットにPCが入っているとはとても思えない

試用機は英字キーボードモデル。キーピッチは16.5mm、キーストロークは1.2mmで、快適にタイピングが可能。VAIOオーナーメードモデルなら、もちろん日本語キーボードも選択できる

ポインティングデバイスとして、スティック式マルチポインティング・デバイスを搭載。操作性も良好である

■VAIOオーナーメードモデルならSSDも選択可能

CPUとしては、インテルのAtomプロセッサーが採用されている。標準仕様モデルは、Atom Z520(1.33GHz)が搭載されているが、VAIOオーナーメードモデルでは、Atom Z520/Z530/Z540の3種類から選択できる。メモリーは標準で2GB実装されているので(増設は不可)、Windows Vista Home Basicも十分快適に動作する。標準仕様モデルでは、ストレージとして60GBの1.8インチHDDが搭載されているが、仕様のカスタマイズが可能なVAIOオーナーメードモデルでは、60GB HDDの代わりに64GB SSDまたは128GB SSDを搭載することも可能だ。SSDはHDDに比べて、性能が高く、衝撃にも強い。また、重量も軽く、発熱も小さいというメリットがある。価格はSSDのほうが高価だが、パフォーマンスや軽さにこだわるならSSDをチョイスすることをお勧めしたい。今回の試用機は、Atom Z540と128GB SSDを搭載したハイエンド構成であり、このクラスのマシンとしてはトップクラスのパフォーマンスを実現していた。また、ファンレス設計になっていることも売りの一つで、SSDモデルなら、ほぼ無音で動作する。

1600×768ドットの高解像度液晶を搭載

■ネットブックの2倍の情報量を表示できる

type P」は、ソニーが独自開発した8型ウルトラワイド液晶を搭載していることも大きな魅力だ。解像度は1600×768ドットで、最近流行のネットブック(解像度は1024×600ドット)に比べて、一度に表示できる情報量はちょうど2倍になる。かなり横長の液晶であり、Webページ2枚分を横に並べてもフル表示が可能だ。いわゆる光沢タイプの液晶で、発色も鮮やかであり、表示品位も満足できる。ドットピッチがやや狭いので、文字は小さくなるが、小さすぎると感じたら、Windows VistaのDPIスケールの設定を変更すればよいだろう。一般的なノートPCの液晶解像度は1280×800ドットが主流なので、「type P」は、一般的なノートPCと比べても、1.2倍の情報量を一度に表示できるわけだ。複数のウィンドウを同時に開いても快適に作業ができ、Excelなどの表計算ソフトで、大きなワークシートを編集する場合にも便利だ。

type P」の液晶は1600×768ドットと横に広く、Webページを2枚横に並べてもフル表示が行える

■専用ボタンでウィンドウの整列が可能

type P」では使い勝手を高めるためにさまざまな工夫が凝らされているが、その中でも特筆したいのが、「ウィンドウ整列ユーティリティー」だ。これは、キーボードの[ウィンドウ整列]ボタンを押すだけで、開いているウィンドウのサイズと位置を変更し、画面一杯に整列してくれるというものだ。例えば、ウィンドウを2つ開いているのなら、画面を2等分する形でウィンドウが整列されるし、ウィンドウを3つ開いているのなら、画面を3等分する形になる。もう一度、専用ボタンを押せば、元の状態に戻る。重なっていたウィンドウを並べて見比べたい場合など、位置やサイズを手で調整するのは結構面倒だが、「type P」ならボタン一発で整列できるので、非常に便利だ。

右クリックボタンのすぐ右側にあるのが[ウィンドウの整列]ボタン。その右隣にあるのは[XMB(クロスメディアバー)]ボタンだ

左はウィンドウ整列前の様子。[ウィンドウ整列]ボタンを押すだけで、ウィンドウのサイズと位置が変更され、画面一杯に整列される

動画 - 「ボタン一発でウィンドウが瞬間整列する」
ウィンドウが整列する様子。ボタンを押してからの反応も早い

■可変トルクヒンジの採用で液晶が開け閉めしやすい

また、「type P」では、液晶ディスプレイのヒンジ部分に「可変トルクヒンジ」を採用。これは、液晶ディスプレイを閉じた状態では、開けるのに必要なトルクが大きく、勝手に開いたりすることがないが、少し開けるとトルクが小さくなり、簡単に開けるようになり、そして適度な角度まで開くと、またトルクが大きくなるというものだ。文章で書くとわかりにくいかもしれないので、動画を参考にして欲しい。閉じるときはパタンと小気味よく閉じるのも快適だ。

動画 - 「可変トルクヒンジ」
閉じているときは、指1本で開けようとしても開かず、キーボード部分も一緒に持ち上がってしまうが、両手で持ってちょっと開いた後は、トルクが小さくなり、指1本で開けられるようになる

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インデックス

目次
(1) 使い勝手と持ち運びやすさを両立させた絶妙なサイズ
(2) ワンセグやBluetooth、Webカメラなど機能も充実
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