【特別企画】

「LuvbookU100」と今後のノートPC市場 ──マウスコンピューター代表取締役社長・小松氏インタビュー

1 「Luvbook U100」発売の経緯と、その魅力

 
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急速に広がりを見せるUMPC市場

モバイル性の高さと、気軽に導入できる低価格により、急速に広がりつつあるUMPC(ウルトラモバイルPC)市場。インテルから発売されたモバイル向けの低価格・低消費電力CPU「Atom」の後押しもあり、現在市場動向が非常に活発だ。国内でも今年一月にASUSの「EeePC」が発売され、大反響を呼んだ。それを呼び水に、現在では各社から魅力的な製品が多数ラインナップされている。海外ベンダーから発売される製品が多いなか、国内で真っ先にUMPC「Luvbook U100」の自社販売をスタートさせたのがマウスコンピューターだ。PCとして高いスペックを実現しながらも、低価格な製品ラインナップを打ち出し、今では国内BTO市場で定番の地位を築いたマウスコンピューター。今回は、マウスコンピューターの代表取締役社長である小松氏に直接お話を伺う機会を得ることができた。「Luvbook U100」と、今後の国内のノートPC市場の動向をどのように考えているのかを伺ってみよう。

LuvBook U100
株式会社マウスコンピューター
代表取締役社長
小松 永門(こまつ ひさと)氏

ユビキタスコンピューティング実現に向けてのひとつの方向性がUMPC


──「Luvbook U100」の販売を決定した経緯について教えてください

初めに、5万円台のノートPCという新しいセグメントの製品を市場投入することにより、PCの2台目需要という市場を開拓できないかと考えました。私どもの製品のユーザー層における、PCを熟知された方には2台目という需要は確実にあるだろうと。それに加えて、低価格で使いやすいというメリットがあるため、PCの初回購入者や女性層といった新しいユーザー層も開拓できるのではないか、そして需要は確実にあるのではないかと思っています。そして、現在のノートPCでなかなか解決できない問題、たとえば価格面やモバイル性などをUMPCは解決しています。こうした理由から、今後UMPC市場は急速に拡大するだろうと想定し、販売を決定しました。

どこにでも持ち運べるモバイル性、無線LANなどによるアクセス性を実現していること、これは今後のユビキタスコンピューティング実現に向けての、PCの進化のひとつの方向性であると考えています。今までの常時携帯デバイスは画面が小さかったり、キーボードが小さかったり、OSが独自のものであったりと、PCユーザーがストレスなしに使うのが難しかった。しかしUMPCは、PCを使ったことのある方であればだれでもすぐに使うことができ、PCからスペックがダウンしていない、できることに違いがないという点において、非常に大きな魅力があるのではないかなと思っています。

──「Luvbook U100」の特徴はどんなところにありますか?

弊社の「Luvbook U100」の一番大きな特徴は、10.2インチの液晶ディスプレイを採用していることにあります。UMPCとしては最大クラスとなる見やすい液晶画面で、快適なコンピューティングを実現していただけるのではないかと思っています。2つ目に、80GBのHDDを搭載している点があります。動画、音楽ファイル、画像データ、ビジネスで使用するプレゼンテーションデータなどの大容量データを、十分に保存できます。これにより、ビジネスやプライベートなど、様々な活動領域に対応できると考えています。さらに、無線LANやWebカメラを搭載しており、外出先でもどこでもインターネットやビデオチャット、動画の撮影などが行えることもメリットの一つです。また、筺体カラーにホワイトを採用させていただきましたので、幅広いユーザーにマッチングするデザインとなっているかと思います。

10.2インチという、UMPCとしては最大クラスの液晶ディスプレイ備える「LuvBook U100」
幅広いユーザーが、どのようなシーンでも扱えるようホワイトを基調としている WebカメラやVGA出力、USB2.0、LAN端子など一通りのインターフェースを搭載

12インチノートPCと変わらない打ち心地のキーボード


──「Luvbook U100」個人的に気に入っている点はどこでしょうか?

私が個人的に気に入っているのは、キーボードですね。UMPCなどのミニノートPCの場合、キーの大きさや配列により、キーボードが使いにくかったりしますが、「Luvbook U100」では12インチクラスのノートPC同様のピッチ幅を実現していますので、違和感なく打つことができます。先日の台湾出張の際に持っていったのですが、普段使っている12インチのノートPCとほとんど変わることなく使用できました。あとは、デザインですね。ホワイトを基調としたおかげで、どんな服装をしていても持ち歩きやすいです。

小松氏のお気に入りはキーボード。小松氏の指はかなりがっしりとしていて太いが、問題なく入力できるそうだ
「Luvbook U100」のキーボード。現在発売されている他のUMPCに比べ、キーボードピッチに余裕がある 10.2インチサイズの幅260mmをギリギリまで使い、打ちやすいキーボードを実現している

──「LuvBook U100」にはどんな要望が寄せられていますか?

1番多いのはメモリーの追加ですね。2番目がOSです。メモリ2GBという構成を望まれる声が非常に多いのですが、ボリュームゾーンから外れてしまうこと、そしてなによりUMPCというカテゴリから外れてしまうので、現在は実現できておりません。Windows XP Professional+メモリ2GBであれば可能かと思うのですが、価格が大きく上がってしまうのがネックですね。現在は大変な人気で実機自体も確保が難しく、在庫が潤沢になってくるであろう年末に向けてBTOの実現を進めています。

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インデックス

目次
(1) 「Luvbook U100」発売の経緯と、その魅力
(2) UMPCはPC市場にどんな影響を与えるのか?

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