東急東横線5000系・9000系とは車体の長さも扉の数も異なる日比谷線03系

東急東横線の中目黒~菊名間では現在、東京メトロ日比谷線へ乗り入れる電車が運転されており、日比谷線03系の姿も見ることができる。3月16日から東急東横線・東京メトロ副都心線が相互直通運転を開始するのと同時に、日比谷線の電車は中目黒駅発着となってしまうため、03系の東横線での営業運転ももうすぐ見納めとなるようだ。

列車情報

東京メトロ日比谷線 03系

基本情報

03系は1988(昭和63)年、老朽化した日比谷線3000系の置換えと輸送力増強、車両冷房化などを目的に導入された。車体はアルミ製で、シルバーにダークブラウンとアイボリーを加えた帯をまとう。車体の長さは18m(先頭車は18.1m)で、基本は1両あたり片側3扉だが、前2両・後2両を片側5扉とした編成も存在する。

東京メトロ日比谷線は現在、東武スカイツリーラインおよび東急東横線と相互直通運転を行っており、03系も東武線は北千住駅から東武動物公園駅まで、東急線は中目黒駅から菊名駅まで乗り入れる。ただし東急東横線に関しては、2013年3月16日の東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に合わせ、日比谷線との相互直通運転は終了する予定。