「セントラルライナー」にはおもに313系(8000番台)が使用されている

従来の車両とは異なるカラーリングの313系を使用し、名古屋近郊の中央本線を走行する「セントラルライナー」。デビュー当初は好評だったという同列車も、名古屋~多治見間が有料ということもあり、近年は利用者が伸び悩んでいた様子。3月16日のダイヤ改正で、ついに「セントラルライナー」は廃止されることになった。

列車情報

JR東海 313系

基本情報

313系は1999年デビュー。現在はJR東海において最大の車両数を誇り、快速列車からローカル線の普通列車まで幅広く運用されている。

中央本線「セントラルライナー」用の車両(313系8000番台)も1999年より製造がスタート。従来の313系とは異なるカラーリングが特徴だった。「セントラルライナー」はおもに名古屋~中津川間で運行され、このうち名古屋~多治見間については、乗車の際、運賃のほかに310円の乗車整理券が必要だった。

しかし2013年3月16日のダイヤ改正をもって、「セントラルライナー」は運転取りやめに。代わって快速の一部列車が中津川駅まで延長運転されるとのこと。