上越新幹線は1982年11月15日に大宮~新潟間が開業。今年で開業30周年を迎えた。東北・上越新幹線の開業と同時にデビューした200系は、新型車両が続々と登場する中、いまも現役で活躍中だ。11月17日に運転される大宮発新潟行「とき395号 上越新幹線開業30周年記念号」では、開業当初色の200系10両編成が使用されるという。

列車情報

新幹線 200系

基本情報

1982年、東北・上越新幹線の開業に合わせてデビュー。先頭車のスカート部に設置されたスノープラウ、床下の機器類への雪混入を防止するボディーマウント構造の採用など、さまざまな耐寒耐雪対策を施したのが特徴。過去には東海道・山陽新幹線100系タイプの前面形状を持つ編成も存在した。現在残っている編成の最高速度は240km/h。

1999年より内外装の大幅なリフレッシュを行い、E2系のツートンカラーにグリーンのラインというカラーリングに。室内にも変更が加えられた。開業当初色の車両も1編成存在する。かつて東北・上越新幹線の"顔"だった200系も徐々に運行区間を狭めており、現在の定期運用は上越新幹線「とき」「たにがわ」の一部列車のみとなっている。