女の子と出会いがあって、お互いのことを知ろうとイロイロな話をするときによく出てくるのが、「趣味は?」とか、「お休みの日は何をしているんですか?」という質問です。

そう聞かれると、何となく……女の子に言いづらい趣味やこれを言ってもいいのだろうか? と即答するのをためらってしまう趣味って、あると思います。

「休みの日はたいて、一日中家にこもってゲームしてます」とか、「趣味はサバゲーです」とか、「女の子のカッコすることかな」とか、言ってしまっていいのだろうか……と悩んだあげく、今は言わないでおこうと判断する男子が多いのではないかと思われます。

また、趣味がない……無趣味ですというのも場を白けさせてしまい、話を切ってしまうようで言いづらい部分があるかもしれません。

それでは、どんな趣味だったら女の子にウケるのか、女子に引かれない趣味って何だろう……と考えてみると、無難な線だろうなぁと思うものがいくつかアタマに浮かびます。たとえば、運動系だと、

●草野球とか、サッカーとかフットサルしてるっていうのがいいんだろうなぁ。ゴルフは、相手の女の子もやっていたらウケがいいに違いない。サーフィンだとチャラいとか、口先だけでそんなにうまくないかもと思われそうだ……。

その他のスポーツは話を聞いている女の子もそのスポーツの経験者だったり、マニアックな競技でも観戦が好きとかなら話が盛り上がることでしょう。その他、ジョギングやジム通い、登山、キャンプなど、女の子と一緒にできそうなものもいいかもしれません。

また、趣味の王道として、

●読書、映画鑑賞、楽器の演奏などもあります。あまりアウトドアが得意ではない、おうちでのんびりしたいインドア派の女の子には、とても喜ばれる趣味だと思います。とはいうものの、本も映画も楽器も、ジャンルはさまざまですし、お互いの趣味が一致するのは意外とむずかしいものです。

オレはミステリーしか読まないけど、彼女は恋愛ものばかり読んでいる。彼女は昔のアクション映画が好きだけれど、オレはフランス映画が好き。オレはクラシックのヴァイオリンを小さいころから習ってきて、いまでも弾いているけれど、彼女はロックバンドでベースをやっていたそうだ。

というように、趣味が同じようでいて、ちょっと違うんだよね……っていうことがよくあること。そんなとき、ぜひチャレンジしてほしいのは、一方的に自分の趣味だけを押し付けるのではなく、彼女の趣味にも興味を持ち、好きなものを増やしていくという行動を取ることです。

せっかくの休日、家で彼女とのんびり映画を見るにしても、自分の好きな作品ばかりを選んで彼女の趣味に敬意を払わないというのはよくないことです。

お互いに、相手は「こういうのが好きなんだ。いいねぇ、おもしろいね」という気持ちになれるよう、順番を決める。相手の話をちゃんと聞いて、興味を持つようにしてもらいたいところです。

●おうちでのんびり派な男性ができると、女の子からの好感度が上がる趣味といえば、やはり料理かもしれません。

ふたりで雨の休日に、家でゆっくり映画を見ていたけれど、小腹がすいたのでちゃちゃっとパスタを作る。簡単なスープを作って、フランスパンとカフェ・オレを添えて彼女に出してあげる。なんていうことができると、女の子からとっても感謝されることでしょう。

また、キャンプやBBQのときなど、みんなで作業することが多い状況下で手際よく料理の下ごしらえや面倒な後片付けなどもサッとしてくれると、女の子はきゅんとなること請け合いです。

●動物を飼っていて、ペットと散歩したりお世話をしたりする。マメにペットの世話をしていたり、散歩をしたりしていると、それだけで女の子から、「やさしくていい人!」と思ってもらえるものです。

趣味は? と聞かれなくても、電話で話しているときやSNSの途中で、「ごめん、今、うちの子がなでろって甘えてきて」「甘えん坊なんだよ」みたいな会話をすると、「えー、何飼ってるの?」「ネコちゃんの名前はなんていうの?」と女の子のほうから積極的に話をしてくれるはずです。

ただ、動物はとても好きなのだけれど、アレルギーがあって飼えないという人も最近増えていますので、そんな彼女をおうちに呼ぶときは「大丈夫?」と聞いてみるなど、気配りをみせてあげるといいと思います。

このように、女の子に話しやすい趣味やウケがよい趣味というものがある一方で、話しづらい趣味や言いにくい趣味もあると思います。打ち明けにくい趣味にはたいてい、一般的なイメージがよくないとか、世間で間違った解釈をされてしまっているということがついてまわっているというケースも思います。

そんな懸念があるのでしたら、相手の女の子と親しくなったときに、「実は◯◯にハマってて」とじょじょに話していくようにするといいかもしれません。また、趣味というものは本当にイロイロなものがたくさんあって、しかもその中でもジャンルが細分化されていたりしますから、相手の女の子にも「なにそれ、知らない」というような趣味があった……という場合もあるわけです。

相手を受け入れて、マニアックな趣味に関しては理解しようとしてあげる気持ちで、話をよく聞いてあげることが大切だと思います。趣味にもイロイロな世界があるんだ……と広い心で接してみてほしいところです。

そうすることによって、あなた(の趣味)もきっと相手の女の子から広い心で受け入れられる……はず……でしょう。絶対受け入れられる! と保証はできませんが、素晴らしい趣味の世界が広がり、女の子に理解されるよう祈ってます。

酒井冬雪です。そう考えてみると、趣味は2、3個あったほうがいいかもしれません。ちなみに私は、冒頭で挙げた言いづらそうな趣味を打ち明けられても「そうなんだー。それって……」と質問攻めにするタイプです。隠し事をされるくらいなら、話してもらいたいと思うので、できれば何でも話してくれる男子がいいですね。では、またねー。