今は仕事が忙しいから、彼女(彼氏)をつくるヒマ、恋愛するヒマがない……。そんなふうに考える人は意外に多いものです。

仕事が理由でなくても、アイドルに夢中になっているからだとか、趣味にハマっているからだとか、オンラインゲームをする時間がなくなるからだとか、スポーツをしていて、何かの大会に出ることを目指しているからだとか、イロイロな事情がある人も多いことでしょう。

しかし、気づけば、男同士で楽しく、いつも一緒に旅行にいっていたメンバーの半分が結婚してしまった。毎年、夏フェスは友人男子とわいわい行くのが恒例だったのに、「ごめん、彼女といってくるわ」と断られてしまった。草野球や草サッカーのメンバーが結婚して、子どももできて、練習にくる回数がじょじょに減ってきた。

最初のうちは「なんだよ、付き合い悪いなー」とブツブツ文句を言っていたのだけれど、だんだんそんなグチを聞いてくれる同じような状況の友人も少なくなってきて、「えええー、みんな同じ感じで仕事して、遊んできたのに、いつ彼女をつくる時間があったー!」と驚くや嘆きを感じることにもなりかねないのです。

というわけで今日は、仕事をしつつ趣味にも没頭しながら、恋愛もすすめている男子は、どのような行動をとっているのか考察してみることにします。

○出張や研修で家をあけているときでも、女の子に連絡をいれたり、メールを送ったりして、自分の状況を知らせている。また「元気?」と彼女を気遣うひと言も忘れない。

○仕事の後の飲み会の帰り、職場の懇親会BBQなど、ガッツリ遊んでけっこう疲れているときでも、その後、彼女と約束をしている。

○草野球、草サッカーの試合があるときは、こっそり「応援にきて」と好きな女の子や彼女を観戦によんでいる。

○旅行や出張のおみやげを忘れずに、気になる女の子や好きな女子に買っていき、さりげなく渡している。

○同期の友人男子はよく残業しているなぁと思っていたら、実は部署の後輩の仕事を手伝っていたのだった。そんな同僚は「やさしい」と職場で評判で、気づけば車内で人気の女子と付き合うようになっていた。

○この女の子のことが好きだなぁと思ったら、ひっそりと片想いをするよりは、素早く行動している。本人に自覚はなくても、けっこうガンガンせめるタイプ。

○オンラインゲームにハマってはいるが、そこで親しくなった、仲のいいフレンド男女あわせて大人数でオフ会を開いたり、イベントに一緒に参加したりしていた。その中に実は、お目当ての女の子がいたようで、いつの間にかふたりで会うようになっていた。 ○仕事はとても忙しいものの、すきまの時間をみつけて、彼女にあったり、忙しくてなかなか会えないフォローをしたりしている。

○ひとり暮らしの女の子が風邪を引いて具合が悪い時、引っ越しなどをして男手が必要なとき、「風邪かぁ、たいへん。お大事にね」だとか「引っ越しするんだね。どこに住むの?」とふつうに会話を受け流さずに、差し入れをもっていく、手伝いにいくなど、すぐさまアクションを起こしている。

○聞き上手。女の子の、なんだか要領をえない、長い話を「うん、うん」とやさしく聞いて、笑ったり同調したりして、根気よく女の子に付き合ってあげていた。

おれと同じような生活をしていたはずなのに、どうしてアイツはちゃっかり彼女をつくっているのだろうか? という場合、このように寝る時間をけずったり、すきま時間をうまくつくったりしながら、あなたの友人は彼女に付き合っていたわけなのです。

そもそも「今は仕事に集中したいから」と本気で仕事にだけ100%集中しようとしてしまう。今は趣味の○○で忙しいから、彼女がいても相手をしてあげられないとか、そんなあなたは、まじめで一生懸命でちょっと不器用な人なのかもしれません。

あれもこれも、ちょこちょこ手を出すことができず、ひたすらひとつのことに集中してきた結果、気づけば、「あれ、友だちの中で、おれだけフリーになっていた」ということに……。

やりたいこと、明確な目的があるのはとてもいいことですが、そんなマジメなあなたと一緒に喜んだり笑ったり、ときには悲しんだりしてくれる女子がいたら、きっともっと、イロイロ楽しくなるのではないかと思います。

もしかしたら、ひとつのことしかできなくて、不器用かも…そんな自分に気づいたら、友人男子をみならって、すきま時間や仕事の後に、女の子に付き合う時間をつくってみるといいかもしれません。面倒くさい、疲れた……という気持ちはどこかにおしやって。女の子と距離を縮めるたまに時間を割いてあげるといいと思います。

酒井冬雪です。男の子ってけっこう、さみしがりやが多いですよね(そういうと、そんなことない! と否定してくる人もいますが……フフフ)。後で「さみしいよう」とならないためにも、早めに恋愛活動をしておくといいのではなかろうかと思う今日このごろです。では、またねー。