台湾の世界最大級コンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2017」が開幕した。その初日となる30日、Dellは市内で発表会を開催し、一体型PC「New Inspiron 27 7000オールインワン」および、「New Inspiron 24 5000オールインワン」を発表した。日本を含むワールドワイドで近日発売される予定。

New Inspiron 27 7000オールインワン

New Inspiron 27 7000オールインワン。展示機ではRyzen 7-1700が採用されていた

高解像度の27型ディスプレイと、VR対応グラフィックスを備えた一体型PC。家庭向けのVR/エンターテインメント向け製品として設計され、同社ノートPC「XPS 13」や「XPS 15」などで採用されている狭額縁デザイン「インフィニティエッジディスプレイ」を取り入れた。上部と左右が狭額縁でスッキリとした印象になっているほか、ベゼル下部にはWebカメラを2基備え、Windows Helloの生体認証ログイン(顔認証)にも対応する。ディスプレイ解像度は最大で4K UHDを選択可能。マイクを搭載し、Cortanaも使用できる。

プロセッサには8コアの第7世代Ryzenシリーズを採用し、グラフィックスはRadeon RX500シリーズを搭載。インタフェースとして、HDMIの入力や、USB Type-Cなどを搭載。本体カラーはシルバー。近日中に直販サイトなどで販売開始するという。価格は999.99ドルから。

New Inspiron 24 5000オールインワン

New Inspiron 24 5000オールインワン

フルHD解像度のタッチ対応24型ディスプレイを搭載した一体型PC。「New Inspiron 27 7000オールインワン」と同じく、インフィニティエッジディスプレイが採用され、ベゼル下部に備えた2基のWebカメラでWindows Helloの顔認証ログインが可能。

最大の特徴は、可動ヒンジにより、ディスプレイを平たく寝かせて使用できること。プロセッサ及びグラフィックスは27型と同等のスペックを予定する。

ヒンジが可動し、液晶を平たい状態に寝かせられる

本体カラーはホワイト。ホームオフィスやリビングなどへの設置を想定する。近日中に直販サイトなどで販売開始する予定。価格は699.99ドルから。