3月23~26日にわたって東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2017」。日本テレビブースでは26日に『てさぐれ!部活もの』シリーズのイベント『てさぐれ!旅もの その2』大ヒット記念! またみんなで旅ものを見よう!」が行われた。登壇者は田中心春役の大橋彩香、VAPに所属するプロデューサーの吉尾宗太氏と、日本テレビの佐々木まりな氏。
左から佐々木まりな氏、大橋彩香、吉尾宗太氏 |
『てさぐれ! 部活もの』は、さまざまな部活のイメージを共有し、その部活の新しいあり方を大喜利形式で発表して実践する「てさぐり部」の活動を描いた作品。2013年10月に第1期、2014年1月に第2期、2015年には『月刊少年シリウス』で連載していた4コマ漫画『みならい女神 プルプルんシャルム』とのコラボ作『てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』が日本テレビにて放送されていた。
本イベントは、『てさぐれ! 部活もの』で佐藤陽菜役を演じる明坂聡美、高橋葵役を演じる荻野可鈴、鈴木結愛役の西明日香と大橋の主演キャスト4人が「那須りんどう湖レイクビュー」を舞台に大喜利や川柳発表などを行う番外編DVD『てさぐれ!旅もの その2』のヒットを記念し行われたもの。大橋と吉尾氏が『てさぐれ!旅もの その2』の映像を観ながら当時のことを振り返った。
最初に振り返ったのは「誰が一番ひーなを胸キュンさせられるか選手権!」。陽菜(明坂)が胸キュンするシチュエーションを西、荻野、大橋が考えるというもので、前作『てさぐれ!旅もの』でも行われた恒例の企画だ。大橋は本企画で「あけこ(明坂)と老後はカナダで生活するのが夢なんだー!」と発言し陽菜(明坂)を口説く。その意図として、カナダは土地が広く家の値段が安い、空気もごはんもおいしくてのどかだと、中学生の時に英語の先生がオススメしてくれたからだと説明していた。
続く「ゴーカートで対決しよう」は、明坂と大橋、西と荻野がそれぞれペアを組み、ゴーカートで対決する企画。大橋はスタート前からはしゃぐ西と荻野を見ながら、「危ない予感しかしない」と、楽しそうに当時のことを振り返った。またスタート直後の映像では「がんばれ、がんばれ!」とつぶやき、西、荻野ペアに自身がリードを許しているシーンが映ると「ほら、大橋~もっと頑張れよ、ほらほらほら!」と発破をかける。すでに結果を知っているにも関わらず、とにかく映像にエールを送っていた。
映像の上映が終わると、日本テレビが2017年7月より「AnichU!」というアニメ放送枠を設けることを記念し、用意されたボードへ登壇者がサインするという、日本テレビブース連動企画のコーナーへ移行する。「アニメに夢中」からきている「AnichU!」にかけて、佐々木氏から「最近、夢中なものは?」と聞かれた大橋は、携帯のゲームと通販であると回答。一人暮らしを始めてから様々なイベントや番組で発言してきた「大橋らしさ」を感じる回答を残しつつ、ボードへサインをした。
本イベントの最後には吉尾氏が「来年も(この場に)来られるように頑張りたい」、「『てさぐれ!旅もの その3』のために、年内にまた撮影ができれば」と、続編への期待が持てるコメントを残す。また、吉尾の発言を受けた大橋は、「また4人そろってわいわいできたらいいな」と、『てさぐれ!』メンバーに会いたい気持ちがひしひしと伝わる笑顔で締めのあいさつ。終始和やかな空気に包まれたまま、イベントの幕は閉じた。