前頁のような調査結果から、ノートンではパスワードに対する新たなセキュリティーツールの必要性を感じたという。特に日本ではiPhone/iPadなどのiOSユーザー率が高いため、iOS向けの機能を強化する必要があると判断。米国本社に強いリクエストを出すことによって、iOS向けの新機能を日本先行リリースすることになった。

ノートン モバイルセキュリティの新機能を紹介する、シマンテック ノートン事業統括本部 リージョナルプロダクトマーケティングマネージャの住山望氏

実は同社のiOS向けセキュリティ製品に関しては、パスワード作成と入力を管理する部分が非常に弱かった

日本はiOS率が高い国なので、日本のユーザーニーズのためにはiOS向け新機能が必要。そこで米国本社にリクエストを出して日本先行でiOSの新機能を搭載した

ノートン モバイルセキュリティは4月20日からiOS向けの大幅な機能強化を行う。

強化点は主に3つあり、クラウド上に暗号化されたデータ保管庫を用意し、ここにログインIDやパスワード、電子メール、住所、クレジットカード情報などを保管。ログインIDやパスワードに関しては、専用ブラウザを使うことで対応サイトでの自動入力に対応した。またSafariを使用している場合でも、データ保管庫の情報を自動入力できる。

機密情報管理のためにデータ保管庫を新設。これはクラウド上に保管される。アクセスにはPIN以外にTouchIDに対応した

データ保管庫にはID/パスワードを保管し、専用ブラウザを利用することで、ログイン時に自動入力できる

ECサイトの利用に便利なように住所情報も保管。住所の順番も日本向けにカスタマイズされている

カード紛失に備えて、クレジットカードや銀行口座番号の記録にも対応。カメラでカードを撮影し、文字情報を自動読み取りする機能も用意されている

「秘密の質問」等の機密メモも安全に保管可能。ちなみに秘密の質問もサイトごとに答を変えておくべき

保管したデータのうち、よく使うものは★付のお気に入りを付けるとアクセスが容易となる

専用ブラウザでの自動入力の他、Safariでメニュー経由での入力にも対応