未来のテクノロジーを垣間見させてくれる世界最大級のコンピュータ関連見本市「COMPUTEX TAIPEI 2016」は、VRやCPU/GPUといったトレンド展示だけでなく、小規模な出展ブースにも面白いガジェットが潜んでいるもの。本稿では、「ヘンなモノはないか~」「役立ちそうなモノはないか~」と足を棒に、目を皿のようにして見つけた(コンパニオンのお姉さん写真を撮りながらという説もある)面白系ガジェットをご紹介しよう。

吹くとスマホ経由で緊急通報するホイッスル

SafSmart Whistle。色は、ブルー、パープル、グリーン、バービーピンクの4種類

WISOの「SafSmart Whistle」は、Bluetoothでスマホとリンクするホイッスル。女性や子供が身につけておき、いざという時に吹くとあらかじめ指定しておいた電話番号やSMS、メールの発信が自動でおこなわれる。位置情報の送信や、スマホからアラーム音を響かせる操作もできる。もちろんホイッスルとしても音が出て、これがなかなかの大音響だ。音を出さずに緊急通報したい場合は、ボタンの長押しで対応できる。日本では2016年8月下旬、5,000円前後の価格で発売される予定という。

カバンなどに付けやすいシリコンのストラップは6kgまでの荷重に耐えられる

位置情報は2~3分おきにトラッキングできる

水槽の環境をリモートでモニター

AKUBIC。デモでは金魚の水槽が使われていた

「AKUBIC」は熱帯魚の水槽や鯉の池などの環境をモニターできるシステム。環境センサーが収集したデータはクラウドで管理され、離れた場所からでも確認可能。2016年中に約500ドル(約54,000円)での発売を計画している。錦鯉など高価な観賞魚を飼育している人であれば、約5万円の導入コストは安いのかも? 現在は日本での販売パートナーを探している段階だという。

水温、アンモニア、pH、TDS、ORP、DOといったアクアリウムを趣味とする人にとって重要な数値をグラフ化して表示

AKUBICの環境センサー