あきんどスシローは4月11日より、"すし屋のラーメン"第3弾として、「コク旨まぐろ醤油ラーメン」(税別280円)を全国の「スシロー」店舗で販売している。第1弾「鯛だし塩ラーメン」、第2弾「濃厚えび味噌ラーメン」に続く同商品は醤油がベース。スシローならではの味を、実際に食べて確かめてきた。

まぐろの竜田揚げ、青ねぎ、白髪ねぎ、揚げねぎが乗っている

同商品は"すし屋のラーメン"らしく、「スシロー」自慢のまぐろをメインに使用している。自家製の「焼きまぐろオイル」をベースしたスープには、「まぐろ」「かつお」「さば」「メルルーサ」「あじ」「あご」「いりこ」「ほたて」「あさり」「昆布」の10種類を使用している。それに合わせる醤油には、香川県小豆島の生絞り醤油を採用した。トッピングには、まぐろの竜田揚げと青ねぎ、白髪ねぎ、揚げねぎが乗っている。

「コク旨まぐろ醤油ラーメン」(税別280円)

スープをすすってみると、醤油のやさしい味が口に広がる。10種もの魚介系原料を使用したスープではあるものの、それほど魚介が主張しすぎていないのは、すしとの食べ合わせも考えたラーメンならではの工夫かもしれない。3種類のねぎがトッピングされているので、ねぎのぴりっとした風味が後味に残る。店内で揚げるまぐろの竜田揚げは、ジューシーでしっとりとした肉質が魅力的だ。

まぐろの竜田揚げは揚げたてでジューシーだが、身はしっとり

280円というお手軽な価格だからといって侮ることなかれ! その一杯には、スープにもトッピングにもすし屋としてのこだわりが詰まっており、どこかほっとさせてくれるような優しい味わいに仕上げられている。今後のサイドメニューにはいったいどんな商品が投入されるのか、これからの展開にも期待したい。

麺はスープによく絡む中太麺だ