「Diginnos DG-M01IW」のパーツ構成について見てみよう。CPUはAtom Z3735F(1.33GHz) でメモリ容量は2GB、ストレージは32GBのフラッシュメモリ(eMMC)だ。基本スペックは格安な8型タブレットやスティック型PCとほぼ変わらない。標準的なPCと比べると性能はそれなりに低めだ。ただしそれでもWindows 10は問題なく動作しており、メール作成や送受信、動画再生といった日常的な作業はスムーズに行える。

「Diginnos DG-M01IW」のシステム情報。OSとしてはWindows 10 Home(32bit)を搭載している

1,920×1,080ドットの液晶ディスプレイに接続して使っている様子。ネットの調べ物や動画の再生には問題なく利用することができた

CPUには格安タブレットやスティック型PCでよく採用されているAtom Z3735F(1.33GHz)を採用している

32GBのストレージは大容量とは言えないものの、初期状態で20GB程度の空き容量が残っているので、まずは問題なく利用できるはずだ。写真や動画といったサイズの大きいファイルを保存するなど、実際に本機を運用する場合は、容量の大きいmicroSDHC/SDXCカードを利用するといいだろう。据え置きで使うなら、外付けHDDを利用する手もある。

タスクマネージャーの「パフォーマンス」によるストレージ情報。試用機ではSKハイニックス社の「Hynix HBG4e」が使われていた

試用機のパーティション構成。Cドライブには28.41GB割り当てられている。回復パーティションは500MBとかなり小さかった

Cドライブには20.3GBの空き容量が残されていた。大容量ファイルの大量保存には向かないが、ソフトを何本かインストールできる容量は充分ある