海外の友人に会いに行く以外にも、現地の人に助けてもらったり、異国の旅人と意気投合したりと、海外で日本人以外の人々と触れ合う機会は意外に多いはず。そんな時にちょっとした日本土産があると、感謝の気持ちを伝えるのみならず、日本の心を伝えるきっかけになるだろう。そこで今回、気取らない日本土産にぴったりな100円均一グッズを紹介しよう。

"和"を感じるデザイン

「扇子」はデザインのほか、形状もさまざま

100円均一の「扇子」は今日、サイズのほかデザインも豊富に取りそろえている。また、骨の部分に特徴のあるものや扇子袋付きのものまである。季節を限定する品ではあるが、分かりやすい"和"なアイテムとして喜ばれるだろう。

日本製の「箸」を「箸置き」とともに

寿司をはじめとする世界的な日本食ブームのおかげで、海外には「箸」を器用に使いこなす外国人も少なくない。そんな人には、日本らしいデザインの箸や「箸置き」をプレゼントしてみるのもいいかもしれない。100円均一には、日本製の箸を"和"デザインでとりそろえている。箸を使ったことがない人には、ぜひ使い方のレクチャーも一緒に!

日本らしいデザインは「携帯電話ケース」にも

こちらはその人の携帯電話を知っていればだが、日本らしいデザインの「携帯電話ケース」は、外国人観光客に人気の品のひとつ。そのほかの日本らしいデザインの100円均一グッズとしては、ノートや手鏡、ヘアアクセサリーなどがある。

レクチャーしながらプレゼント

「手ぬぐい」が瓶のラッピングに変身!

"和"なアイテムとして「手ぬぐい」もオススメ。こちらは単純に手拭きとして使えるほか、ヘアバンドやスカーフ、ティッシュカバー、瓶のラッピング、そしてのれんなどにも伝える優れもの。プレゼントともに使い方を紹介すれば、きっとその人も「日本通」になるはず。

「折り紙の本」を参考にすれば「折り紙」でカタツムリも作れる

日本の心を簡単に紹介できるもののひとつが「折り紙」だ。100円均一には、英語を併記した「折り紙の本」も展開している。折り鶴や紙飛行機などをその場で紹介した後は、「これでマスターして友達にも披露してあげて」と本をプレゼントしてみてはいかがだろうか。

日本ならではのデザイン

「あぶらとり紙」は日本が誇る美容グッズ

二重まぶたを作れるアイテムやマニキュアなど、100円均一の美容グッズは外国人旅行者にも人気の品になっている。その中でも「あぶらとり紙」は日本ならではのものとして重宝されている一品だ。加えて、あぶらとり紙の素材である和紙は、「2014年に無形文化遺産に登録されたんだよ」というネタになるかも。

「抹茶味のお菓子」はおすそ分けにぴったり

日本在住の外国人に「日本ではまってしまったお菓子」を聞いてみたところ、「抹茶味のお菓子」を挙げる人が多かった。100円均一にもチョコレートやクッキーなど、いろんな種類の抹茶味のお菓子が展開されているので、ポケットに忍ばせておくといいだろう。

「プチ電車シリーズ」などのおもちゃも100円均一にそろっている

海外を旅行している時、電車が通るのをじっと眺めている子供に遭遇することがある。鉄道ファンは日本のみならず海外にもいる。もし、子供がいる家庭へのちょっとしたお土産を探しているなら、100円均一も力になってくれるだろう。「プチ電車シリーズ」は3両1セット(税別300円)でモーター付き。「日本にはこんな新幹線があるんだよ」と紹介すれば、きっと子供も喜んでくれるはず。

実用的なお土産には「爪切り」を

最後は実用的な品を。意外かもしれないが、日本の「爪切り」は切れ味の良さのほか、切った爪を集めるカバーが付いているなどで、海外の人たちが重宝するアイテムのひとつとなっている。実用的なものとしては爪切りのほか、ペンや消しゴムのような文房具も人気のようだ。

今回紹介したものはどれもかさばらないものばかり。もし荷物に余裕があれば、旅のお供に連れて行ってもらえればと思う。特にプレゼントをするあてがなくても、街で道を教えてもらった時や飲食店で誰かと一緒になった時に、「ありがとう」の言葉とともにプレゼントしたらいい。きっとあなた自身の思い出にもなるはず。