劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ』の打ち上げパーティーイベントが2015年2月15日、東京お台場・Zepp Tokyoで開催され、中村繪里子、今井麻美、浅倉杏美、平田宏美、釘宮理恵、原由実、沼倉愛美、滝田樹里、赤羽根健治(以上765プロ)、木戸衣吹、大関英里、渡部優衣、伊藤美来、雨宮天、夏川椎菜、麻倉もも(以上『ミリオンライブ!』)らがトークやライブを行い、7月18日・19日、「THE M@STER OF IDOLWORLD 2015」が西武ドームで開催されることが発表された。

劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ』は2014年1月25日に公開された『アイドルマスター』シリーズ初の劇場映画で、観客動員52万人、興収7億7000万円を記録している。今回のイベントはその「打ち上げパーティー」で、抽選に当選した劇場版BD/DVD購入者が集まった。

オープニングでは765プロ組の中村、今井、浅倉、平田、釘宮、原、沼倉、滝田が「THE IDOLM@STER」をライブ披露。挨拶の後プロデューサー役の赤羽根健治、そして劇場版にゲスト登場した『アイドルマスター ミリオンライブ!』より木戸衣吹、大関英里、渡部優衣、伊藤美来、雨宮天、夏川椎菜、麻倉ももが登場し、大人数でのイベントがスタートした。

今回のイベントは打ち上げパーティーということで、まずはスクリーンの「高木社長」が音頭をとっての乾杯からスタート。トークコーナーは"余興"として、「パネルクイズ! アタック765」というクイズ対決形式で行われた。765プロチームとミリオンライブ! +赤羽根プロデューサーチームに別れ、劇場版の映像にちなんだクイズにチャレンジし、3×3の陣取りゲームで1列を揃えた側が勝利という趣向だ。「劇場版舞台挨拶の総移動距離は?」「バンダイナムコゲームス総合プロデューサー坂上陽三さんが好きなオニギリの具は? (答:チーズしそひじき)」といった難問に挑戦。勝者には劇場版の舞台になった福井県の名産品がプレゼントされるとあって、特に765プロチームの眼の色が変わる。序盤は765プロチームが優勢だったが、夏川や雨宮のひらめきと、大関のお願いに甘いヒントを出してしまった司会のアニプレックス・高橋ゆま氏のアシストもあり、ミリオンライブ! チームの勝利となった。

続く「祝電」のコーナーでは錦織監督と若林直美(秋月律子役)からの手紙や、イベントに参加できなかったキャストのたかはし智秋(三浦あずさ役)、長谷川明子(星井美希役)、下田麻美(双海亜美・真美役)、仁後真耶子(高槻やよい役)からのVTRメッセージを紹介。下田が舞台挨拶で飛行機が欠航した際のエピソードを披露したほか、たかはしのセクシーアピールでの笑いあり、監督や若林の手紙での感動ありと盛りだくさんの祝電コーナーとなった。ラストには平田と浅倉の誕生日祝いも行われ、二人が客席のサイリウムをろうそくに見立てて吹き消す粋な演出もあったほか、アイドルたちが衣装チェンジする間にはプロデューサー陣の裏話や思い出話でも盛り上がっていた。

ここでキャスト陣がスターピースメモリーズ風のパーカーに着替えて再びステージへ。生朗読で劇中のアリーナライブ後の打ち上げの様子を描いたドラマを披露した。先輩の765プロアイドルたちとミリオンの7人がライブ後に打ち上げパーティで再開する内容で、千早と志保の会話などこのドラマでしか見られない組み合わせも。会場も「ちはしほ!」コールをしたりと、客席とステージが一緒に楽しんでいた。生朗読の流れからアニメ『THE IDOLM@STER』を振り返る映像が上映されると、映像ラストでは10周年記念ライブ「THE M@STER OF IDOLWORLD 2015」が7月18日、19日に西武ドームで開催することを発表。7月18日は「DAY1 MAIN WORLD 765プロ」として765プロ中心、19日は「DAY2 MAIN WORLD 765プロ + CINDERELLA GIRLS + MILLION LIVE!」として3作品がライブになる。念願のドームライブ発表に中村は10年たってもプロデューサーたちによろしくお願いしますと言えるとは思わなかったと語り、幸せな気持ちと、10周年の今年もプロデュースを頼むコメントをしていた。

イベントの最後は、765プロキャストと劇場版に出演したミリオンキャストが15人で劇場版主題歌「M@STERPIECE」を披露。劇場版のアリーナライブをそのまま再現したようなステージだった。登壇者では最年少の木戸が、これからはもう泣かないことを決めたと宣言し、「ミリオンライブ!」の素晴らしいメンバーと、765プロの先輩たちと共に走り続けることをきっぱりと語った。渡部も先輩たちを追い越すぐらいの気持ちで頑張る気持ちを語るなど、新しい世代のキャストが頼もしい言葉を残していたのが印象的だった。

最後は出演者全員で劇場版エンディング「虹色ミラクル」を歌唱。さらに石原プロデューサーから秋月律子役若林直美の無事出産が伝えられると、会場の幸福感と盛り上がりは最高潮に達した。最後にプロデューサー役の赤羽根が765とミリオンが歌う「M@STERPIECE」を見たいという夢が叶ったことを語り、これからも変わらない愛と応援をアイドルに送ってほしいこと、これからもプロデューサーたちと素敵な楽しい時間を過ごしたいという希望を語り、一本締めでイベントを締めくくった。