操作性では、タッチパネルを活用した「クリエイティブリング」機能を搭載。画面を指でタッチして回転させるだけで、撮影設定が次々と変更され、気に入った設定で指を離せば、そのまま撮影できる。

クリエイティブリングは、画面タッチして円を描くだけで、撮影設定が次々と変わる。動作も滑らかで快適

無線LAN機能も内蔵。スマートフォンやタブレットなどに画像を転送したり、リモート撮影を行うこともできる。

上面はスッキリとしたデザイン

本体側面。無線LANも内蔵する

「Nikon 1 V3」と比較。グリップの有無やダイヤルなど、より本格的に使いたい場合はV3の方が適している、という

同じくコンパクトさが売りのパナソニックの「LUMIX DMC-GM1」とのサイズ比較。ややJ4の方が大きいが、ほぼ同等のサイズ感

カメラとしての機能は発表されたばかりの「Nikon 1 V3」と同等で、エンジンやセンサーなどは同じものが採用されている。「能力は同じだが、購入者ターゲットにあわせて操作性やオプション類で差別化している」(北岡氏)とのことで、J4は高性能で簡単に撮影できるカメラ、という位置づけだという。

五代厚司社長

映像カンパニー開発本部第四設計部第三設計課マネジャー北岡直樹氏

ニコンイメージングジャパンの五代厚司社長は、「Nikon 1は一瞬シャッターチャンスを捉えるのが得意なカメラ」という。小型軽量でいつでも持ち歩け、AFも速いという点を強調し、Nikon 1のメリットをアピールする。スマートフォンの普及で気軽に撮影する人が増えたが、それによって「もっといい写真を撮りたいから、もっといいカメラが欲しい」という人も増加しており、「写真を通じてコミニュケーションを楽しんでいる世代」(五代社長)に向けたカメラとしている。

新CMキャラクターの本田翼さん

新たなイメージキャラクターに起用された本田翼さんは、CM撮影で自身の愛犬「ガブちゃん」と共演。Nikon 1 J4を使って撮影したところ、動いている愛犬も連写でキレイに撮影できたと嬉しそうに話す。J4の機能では「ミニチュアモードが好きでよく使っています」。J4を使ってみての感想として「(コンパクトなので)ふとしたときに手軽に撮れて、小さなものでもキレイに見えるので、新鮮な気持ちになれた」と話していた。