Windows XP 滅亡の日……ではなく、マイクロソフトがWindows XPのサポートを終了する4月9日が間近に迫っている。では、実際にどのくらいの人が今なおWindows XPを使い続けているのか。マイナビニュース会員500人に聞いた。
まず最初に、「個人や家族で、Windows XP搭載パソコンを現役で使用していますか?」と聞いたところ、「はい」の回答は34.6%(173人)、「いいえ」は65.4%(327人)だった。実に3人に1人以上の割合で、Windows XPを使い続けていることが明らかになった。
この設問では、会社や学校などのPCを除外し、回答者個人もしくは家族が所有するPCの状況をつかむことを目的としている。また、単に所有しているWindows XP搭載PCの数ではなく、「現役」で使用している数を明らかにしたい、という意図も含めている。
次に、複数台のPCを使用しているユーザーが多いことを想定して、複数回答で使用中のOSを選んでもらった。
こちらの結果では、Windows XPの使用率が25.0%(125人)に下がっているが、それでも4人に1人が現役で稼働させていることがわかった。もっとも多く使用されているOSはWindows 7で54.4%(272人)。Windows 8/8.1の普及率は合算して26.4%(132人)だった。
さて、IDC Japanの予測では、一般コンシューマーにおけるWindows XP搭載PCの使用率と台数は2013年下半期の時点で14%・597万台に低下するとしていた。この予測値に比べ、マイナビニュース会員のWindows XP使用率はかなり高い。セキュリティ更新がなくなるWindows XPを使い続けるのは危険なため、Windows 7やWindows 8/8.1への移行を勧めたい。
なお、Winodws XPと同じく4月9日にサポート終了となるOffice 2003に関する調査も行っている。こちらは下記の関連記事欄より参照できる。
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調査時期:2014年3月14日~2014年3月16日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:500件
調査方法:インターネットログイン式アンケート