Windows XPと同じく、マイクロソフトがOffice 2003のサポートを終了する4月9日が間近に迫っている。では、実際にどのくらいの人が今なおOffice 2003を使い続けているのか。マイナビニュース会員500人に聞いた。

まず最初に、「個人や家族で、Microsoft Office 2003搭載パソコンを現役で使用していますか?」と聞いたところ、「はい」の回答は17.6%(88人)、「いいえ」は82.4%(412人)だった。Windows XPの調査結果(使用率34.6%)に比べ、低い数字が出た。

■個人や家族で、Microsoft Office 2003搭載パソコンを現役で使用していますか?

この設問では、会社や学校などのいわゆる「法人向けPC」を除外し、回答者個人もしくは家族が所有するPCの状況をつかむことを目的としている。また、単に所有しているOffice 2003搭載PCの数ではなく、「現役」で使用している数を明らかにしたい、という意図も含めている。

次に、複数台のPCを使用しているユーザーが多いことを想定して、複数回答で使用中のOfficeソフトを選んでもらった。

■ 個人や家族で使っているパソコンのOfficeソフトは次のうちどれですか?(複数回答)

こちらの結果では、Office 2003の使用率が12.6%(63人)に下がっている。もっとも多く使用されているのはOffice 2010で41.0%(205人)だった。同時に行った使用中のOS(複数回答)の調査結果では、Windows XPが25.0%だったことを踏まえると、Officeソフトの移行は進んでいるといえそうだ。ただし、最新版の普及率という点では、Windows 8/8.1の合算が26.4%だったのに対し、Office 2013は15.4%(77人)に留まっている。

メーカー製PCにバンドルされていたOffice 2003 Personalのパッケージ。写真のディスプレイがCRT、しかも表面が丸いのが泣かせる

なお、同時に行ったWinodws XPに関する調査結果は、下記の関連記事欄より参照できる。

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調査時期:2014年3月14日~2014年3月16日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:500件
調査方法:インターネットログイン式アンケート