公開初日を迎えたアニメーション映画『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』の初日舞台あいさつ「GREETING OF HEROES」が8日、東京・新宿バルト9で開催され、主要キャスト陣と米たにヨシトモ監督が登壇した。

前列左から、寿美菜子、中村悠一、平田広明、森田成一、伊瀬茉莉也、後列左から、遊佐浩二、岡本信彦、楠大典、津田健次郎、井上剛、米たにヨシトモ監督

この日の舞台あいさつは、大雪にもかかわらず会場はタイバニファンで満員御礼。平田広明、森田成一、中村悠一、寿美菜子、楠大典、伊瀬茉莉也、津田健次郎、井上剛、岡本信彦、遊佐浩二ら主要キャスト10名と米たに監督がステージ上に姿を見せると、ファンは大喝采で迎え入れた。

まず平田が「みんなお待たせ! 俺のハートは結構ワイルド、お前の悪事をプンプン怒るど!」と韻を踏んで笑わせると、「冒頭2部リーグでちょっとピンチの時、絶対バーナビーがお姫様抱っこで助けてくれると思ったのに、来てくれなかったのでずっこけました」とこぼしつつも、「スーパープレリュード(イベント)から4カ月、皆さんがタイバニを求めて乾いていくのを感じていたので、皆さんが満たされた表情を見てほっとしました」と、無事初日を迎えることができた喜びを語った。

本日は「TIGER & BUNNY電車」に乗ってきたという森田は「今までバニーは過去に囚われながら生きてきたんですが、今回は未来に向けて考えるバーナビーだったので、新番組をやっているような新鮮な気持ちで演じられました」とバーナビーの変化を語りながら、「今までのタイバニでも泣けるシーンはたくさんあったんですが、今回のタイバニは涙を流すポイントが少し違うと思います」と解説した。

今回の劇場版から登場する新キャラクター「ライアン・ゴールドスミス」を演じる中村は、すっかりタイバニチームに馴染んだ様子。中村が「アフレコが随分前なので、見ているうちに思い出す感覚で、普通に視聴者の感覚でわーっと思いました。完成した映像はすごくて、思わずブルーローズのお尻に注目してしまいました」と語ると、隣の寿も苦笑。中村は「テレビだと物足りないので、ぜひ劇場で見たいです。冒頭にミニアニメが流れるんですが、続き物のストーリー仕立てで毎週変わるので毎週見てください」とアピールしていた。

寿は「私の氷はちょっぴりコールド。日本の天気は完全コールド!」とあいさつで掴むと、「今回は女子チーム三人(ネイサン含む)の絆を感じました」と女性陣の絆を強調。「いつもとは違った表情が見られるのも見どころだと思います。タイバニは皆さんの愛でできあがっている作品で、スタッフやキャストの愛も詰まっているので、劇場に愛を受け取りに来てください!」と感謝を伝えながら、ファンに呼びかけた。

続く楠は、「今回台本を頂いたらロックバイソン結構迷走していましたが、がんばっているので応援してくれたらなと思います」とあいさつ。タイバニといえばヒーローたちの身体に実在の企業スポンサーロゴが入るおなじみだが、今回の映画ではロックバイソンには牛丼のすき家がスポンサード。「来る途中にすき家で牛丼を食べようと思っんですが……」などと隙あらば牛丼トークを挟み、宣伝にも余念がない楠だった。……続きを読む