あのクレイジーマザーがついに発売

ASRockの「Z87 Extreme11/ac」は、Z87チップセットを搭載するウルトラハイエンドのマザーボードだ。最大の特徴は、SATA3を合計22ポートも備えていること。この製品は今年のCOMPUTEX TAIPEIで紹介されていたが、まだ発売されていなかった。ドスパラパーツ館での価格は79,800円。

ASRockの「Z87 Extreme11/ac」。そういえばまだ発売されていなかった

基板のレイアウトは、COMPUTEX時と基本的に同じように見える

E-ATXの基板の側面がほぼSATAコネクタで埋まっているという強烈なマザーボード。22ポートのうち、6ポートはチップセットによるSATA 6Gb/sだが、残りの16ポートはSAS 12Gb/sになっており、これはLSI製のSASコントローラ「SAS3008」とSASエキスパンダー「SAS3x24R」により実現した。22ドライブとなると、むしろPCケースの方が問題となりそうだ。

基板側面にズラリと並んだSATAコネクタ。どうするのこれ…

PCI Express x16は4スロット装備。PLX製のPCIEスイッチ「PEX 8747」により、x8/x8/x8/x8帯域での4-Way CrossFireX/SLIが可能だ。また、20Gb/s対応のThunderbolt 2や、IEEE802.11ac対応の無線LANなど、最新技術が惜しみなく投入されている。かなりユーザーは選びそうだが、まさに最強のZ87マザーボードと言えるだろう。