LGA2011でも「全部入り」マザー

ASUSの「Rampage IV Black Edition」は、LGA2011向けのハイエンドマザーボード。チップセットはX79で、最新のIvy Bridge-Eに対応したモデルだ。LGA2011向けのRampageブランドとしては、すでにマイクロATXサイズの「Rampage IV GENE」が発売されていたが、ATX以上ではこれが初めて。価格は57,000円前後だ。

ASUSの「Rampage IV Black Edition」。待望のオーバークロックマザーが登場

予約特典として、R.O.G.版のCPUクーラーも付属(サイズのASHURA SHADOW)

液体窒素冷却への対応も謳うオーバークロック向けマザーボード。フォームファクタはE-ATXで、メモリスロットは8つ。強力な電源回路「Extreme Engine Digi+ III」やOC用コントローラ「OC Panel」など、LGA1150向けの「Maximus VI Extreme」と同様の機能を備えたほか、オーディオ機能として「SupremeFX Black」も搭載した。

E-ATXの大型マザーボード。4wayのSLI/CrossFireXに対応する

オーディオ機能も強化。「SupremeFX Black」を搭載している

Haswell向けにはローエンドも

同じくASUSからは、LGA1150向けのローエンドマザーボード「H81M-E」も登場、発売となっている。基板のレイアウト自体は既存の「H81M-A」とほぼ同じだが、HDMI出力を省略することでコストをさらに下げた。TSUKUMO eX.での価格は5,980円と、Haswell向けとしては最安クラス。Rampage IV Black Editionのほとんど10分の1だ。

ASUSの「H81M-E」。H81チップセットのマイクロATXマザーボード

H81M-AからはHDMIが省略された程度だが、価格は2,000円も下がった