――ドラマの舞台は下北沢で、撮影も実際に下北沢で行われたそうですね。

はい。撮影期間は5日と短かったのですが、楽しい街だなと思いました。撮影が終わって監督と飲みに行ったり、ナイター待ちの時に街を歩いたりしました。たまたま入った焼き鳥屋さんが本当においしかったです!

――今回の物語は幼なじみとの恋愛が描かれていますが、多部さんに幼なじみはいますか?

男の子の幼なじみはいないです。ほしいですね(笑)。

――男女間の友情から恋愛に発展していきますが、男女の友情は成立すると思いますか?

思います! 男友達は比較的多い方かな。2人でも遊びに行きますし、みんなでも行きますし、男友達が私の知らない人と遊んでいてもそこに参加します。

――男友達と2人でも遊びに行かれるということですが、例えばデートはどこからがデートだと思いますか?

好きになってからがデートだと思っています。例えば映画に行きたい場合は、映画が目的になるので、隣が女の子でも男の子でも一緒に行きます。デートというのは、この人と行くから何をやっても楽しいという状態だと思うんです。だから友達である以上、男女問わずどこにでも行くことができるんです。

――そうすると、劇中で演じられた萌枝のイメージに近いですね。

どうですかね(笑)。よくサバサバしているとは言われますけど。

――今回は、池松さんのほかリリー・フランキーさんとも共演されました。

共演は初めてだったのですが、以前プライベートで行ったお店で会ったことがあったみたいで…。現場でお会いした時に「はじめまして」とごあいさつしたら、その時のことを覚えてくださって…失礼いたしました(笑)。

撮影は1日だけの1シーンだったのですが、とてもすてきな時間でした。池松さんもリリーさんも、お芝居の間の取り方が独特で、演じているのか分からないくらい「そこにいる人」、みたいな空気感でした。

――劇中では昔の交際相手という間柄でした。萌にとってはそれだけ年の差のある男性も恋愛対象だったわけですが、多部さん自身は共感できる部分はありますか?

うーん…あると思いますが…。あまり年の差があると釣り合わない気がしてしまうかなぁ…実際、その時になってみないと分からないですけど(笑)。


■UULAドラマ『I LOVE YOU』

第一話「透明ポーラーベア」(原作:伊坂幸太郎)

出演:戸田 恵梨香 / 濱田 岳 / 鈴木杏 / 金子 ノブアキ / 三津谷 葉子

第二話「魔法のボタン」(原作:石田衣良)

出演:多部 未華子 / 池松 壮亮 / リリー・フランキー

第三話「Sidewalk Talk」(原作:本多孝好)

出演:真木 よう子 / 金井 勇太

■視聴方法

ソフトバンク店頭またはUULA Webサイトにて会員登録後、アプリをダウンロード