ドコモのスマートフォン向け放送局NOTTV(ノッティーヴィー)は、15日から公開されるアニメ映画『ONE PIECE FILM Z』に合わせたオリジナル番組『ワンピース・サミット』(12月2日スタート 毎週日曜 21:30~ 全6回 30日のみ12:00~13:30の90分拡大枠)で放送する。

左から、柴田英嗣(アンタッチャブル)、宮地真緒、津田大介、鈴木みのる、セイワ太一(エルシャラカーニ)

同番組は、お笑い芸人やタレント、女優、放送作家、スポーツ選手など各界の"ワンピースの達人"が集結し、ワンピースについて熱い議論を展開する討論バラエティー。作品中のさまざまなエピソードについての持論や考察を交えつつ、最もアツいと思う戦いや憧れの船長などのテーマに沿って討論する。また、原作者の尾田栄一郎が描き下ろした映画のファーストシーンに繋がるオリジナルアニメ『GLORIOUS ISLAND(グロリアスアイランド)』も独占放送予定で、ワンピースファンなら誰しも大興奮の内容となっている。

2日に放送された第1回「ワンピースサミット」には、お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣、女優の宮地真緒、ジャーナリストの津田大介、プロレスラーの鈴木みのる、お笑いコンビ・エルシャラカーニのセイワ太一が出演した。

ジャーナリストならではの視線で持論を展開する津田大介

「この頭は悪魔の実じゃありません!」と笑いを誘いつつ、作品のキーワードとされる"D"の机についた鈴木は「家に置いてワンピースパーティーをしたい」と大喜びで、宮地は大好きなキャラクター・ナミをイメージしたファッション、津田はトニートニー・チョッパーの帽子を被って早くもノリノリ。5人は、"ワンピースで最もアツいバトルは!?"という討論テーマで、それぞれの想いを語った。

アラバスタ編でのクロコダイル戦や空島編でのエネル戦、大監獄インペルダウン戦などのバトルエピソードが語られる中、宮地はチョッパーが初登場するドラム島編のワポル戦だと言い、「ルフィが塔の上の海賊旗を持って『ほらな、折れねェ』っていうシーンですごい泣きました」と熱弁すると、柴田も「俺も、ヒルルクが『よかった…病人はいねェのか…』っていう台詞で泣いた」と同調。さらに盛り上がったのが頂上戦争トーク。津田はエース奪還を賭けた頂上戦争を「海軍は正義を掲げてるけど、実は悪いこともしてるんだっていう事がストレートに描かれてる。現実の世界にリンクするものがありますね」とジャーナリスト目線で分析した。

紅一点の宮地真緒は、女子目線でワンピースの魅力を紹介

ワンピースの作風についてのトークでは、第4回ワンピース王決定戦で優勝したセイワが「単純にギャグが面白いんですよね」と魅力を語ると、紅一点の宮地は「キャラクターが魅力的なので、女の子同士だと誰が好きかって話に絶対なる。大人目線の女子はシャンクスが好きって言うけど、私はサンジが好き」とにっこり。また、鈴木や津田、セイワらが漫画の扉絵にストーリーの伏線が描かれているという話題で活気づく中、「何それ?」とポカンとしていた柴田。鈴木に「知らないの!?本当にワンピースファン?」と突っ込まれ、「扉絵って何のこと? よく読んだ事がない」と大焦りする場面もあったが、収録後も議論が続くほど5人のトークは熱く盛り上がっていた。

9日に放送される第2回放送には、第1回で出演した柴田、宮地、津田のほか、お笑いコンビ・アメリカザリガニの柳原哲也、ONE PIECE THE MOVIEの2作品で脚本を担当した放送作家の伊藤正宏が出演予定。"付いて行きたい船長(キャプテン)は誰!?"をテーマに、キャラクターたちの魅力を語りつつ、5人の討論が繰り広げられる。

次ページでは番組出演者である柴田英嗣と宮地真緒に番組の見どころとワンピースの魅力について直撃!