隠し機能? "K"無しでもOCが可能

先週発売となったばかりのASRockのオーバークロック向けマザーボード「Z77 OC Formula」の店頭デモを、ドスパラパーツ館が実施中。このマザーボード、WEBサイトなどではあまりアピールされていないが、"K"無しモデルでもオーバークロックできる新機能が搭載されているという。このデモでは、Core i7-3770を使い、4.2GHz動作させることに成功していた。

ドスパラパーツ館のデモ機。CPUクーラーはCooler Masterの「TPC 812 」を使用

付属ユーティリティの「Formula Drive」を使って、CPUの内部倍率等を変更できる

また、ASRock代理店のマスタードシードは、9月8日(土)にOC Formulaの発売記念イベントを開催する。製品を監修したオーバークロッカーのNick Shih氏とASRock本社のマーケティング本部長であるChris Lee氏が来日し、オーバークロックの実演を行うほか、今後のシリーズ展開について説明するという。詳しくはWEBサイトを参照のこと。

C-60搭載の省電力Mini-ITXマザー

AMDの「C-60」を搭載したという珍しいMini-ITXマザーボード「HDC-I2/C60」がECSから発売。C-60は9Wという低いTDPが特徴のAPUだ。CPUは1.0GHzのデュアルコアだが、GPUは80コアのRadeon HD 6290を内蔵しており、UVD 3のグラフィックス機能が利用できる。価格は9,000円前後。

ECSの「HDC-I2/C60」。TDPの割にはゴツいクーラーを搭載している

バックパネル。USBポートが多くて便利そう。HDMI出力も備える

メモリスロットはDDR3-800/1066×2、拡張スロットはPCI×1。ストレージはSATA2.0×2が利用できる。バックパネルにはUSB2.0×8のほか、グラフィックス出力としてVGAとHDMIを備える。

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