拡張現実(AR)を駆使したPlayStation(R)Vita初の格闘ゲーム『リアリティーファイター』が、2月23日に発売された。このゲームは、カメラを向けた場所がステージとなり、自分のオリジナルキャラクターを作成して戦えるのが大きな特徴となっている。また、PS Vitaならではのタッチプレイにも対応している。
「AR」とはオーグメンテッド・リアリティ(拡張現実)の略で、現実の一部にバーチャル画像などの情報を加える技術・環境のこと。本作はそんなAR技術を用いた、チャレンジングなタイトルなのだ。本作では、あらかじめ用意されたキャラクターを使用できるほか、PS Vitaのカメラで自分の顔を撮影し、オリジナルキャラクターを作成できる。自分の顔を取り込んだら、性別や体系、コスチューム、ファイトスタイルなどを選択。ゲームを進めることで、新たなコスチュームなども追加されていく。
さらに戦いの舞台となるステージもその場で撮影し、戦場として設定できるのも魅力の一つ。自分の家のお茶の間、机の上、旅行先の世界遺産、登山の途中、超高層ビルから見下ろす街並みなど、すべてが戦いの舞台となる。もちろん、あらかじめ用意されたステージもあり、これらのステージは世界中の美しい風景を撮影したもので、360度のパノラマ写真から好きなもの選べるようになっている。ゲームを進めることでどんどん新たなステージも追加されていく。
そして、気になるファイトスタイルは15タイプから選択可能。ボクシングやムエタイ、空手、プロレスといったスタンダードなものから、バレエやディスコと明らかにファイトとは関係ないユニークなスタイルも数多く用意され、自分の好きな戦闘スタイルで戦うことができる。もちろん、各スタイルには固有の攻撃法や必殺技を持っており、コマンドも異なる。スタイルによってスピードタイプやパワータイプ、トリッキータイプなど様々だ。最初は数種類しか選べないが、ゲームをプレイすることで獲得できるポイントを使用し、ファイトスタイルのアンロック(解除)ができる。
ゲームモードとしては「トレーニング」「シングルプレイヤー」「マルチプレイヤー」モードを搭載。「シングルプレイヤー」には、自由に対戦相手を選んで戦う「クイックファイト」や、ストーリーモードの「ストーリー」、障害物などを破壊してスコアを競う「タイムアタック」、次々に敵を倒してゆく「サバイバル」といった多彩なモードが用意されている。
最先端の技術を結集した究極のおバカゲーなのか!? 次項は『リアリティーファイター』の更なる魅力をご紹介、担当ぱぴいの爆笑写真もあり――続きを読む