世界を創造するというのは、現実ではまず味わえない楽しみ。だからこそ、ゲームでそれを楽しもうという人は少なくない。『Minecraft - Pocket Edition』は、iPhoneでそんな世界創造を楽しめるアプリだ。美麗なグラフィックスや派手な演出がなくても、世界に没入する感覚は味わえるということを教えてくれる。

36種類のブロックを使った自由度抜群の"創造"ゲーム

アプリを起動させると表示されるホーム画面。筆者も子供のころに遊んだファミコンを思わせるどこか懐かしいグラフィックだ。「Start Game」を選び、続いて「create new」をタップし、創造する世界の名前とシード値を入力する。すると自動で世界が生成され、ゲーム開始となる。

スタート画面。昔のファミコンを思わせる味のあるグラフィックだ

過去に創造した"世界"があれば、ここで選択して再開することができる。初回は「Create New」から新規作成しよう

創造する世界の名前とシード値を入力する。以前に世界を創った際と同じシード値を入力すれば、同じ世界をまたゼロから楽しめる

これが創造された世界。自由に探索し、ブロックなどのオブジェクトを配置したりして楽しもう

このアプリの概要を簡単に説明すると、"フィールドにブロックを積み、家や町を作る一人称視点のゲーム"というふうになるだろうか。操作は非常に分かりやすい。画面に表示された十字ボタンをタップすればその方向を向き、真ん中の"サイコロの1の目"のようなボタンでジャンプ、画面を指でなぞればその方向に視点が移動する。画面をタップすれば持っているブロックをその場所に置くことができる。ブロックの種類は全部で36種類。砂色や茶色の地味なものから、ピンクや紫などのビビッドカラー、焼きレンガや岩を切り出したようなものなどがあり、花や竹、てんとう虫まである。フィールドは非常に広く、草原や小川、砂漠などがあって、自由にブロックを積み上げていくことができる。

ブロックの数は全部で36種類。単なる色違いだけでなく、テクスチャが異なるものや階段形状のもの、花などもある

設定画面からはグラフィックスの品質やマルチプレイ時のユーザー名を指定できる

シンプルながらも作りこまれたディテール

このアプリのひとつの特徴は、無駄なものを省いているところだ。例えば、このアプリにはゲームではお馴染みのBGMが無い。ただし、「ザッザッザッ」という小気味良い足音や、ブロックを置くときの独特な効果音など、SEは注意深く作られている感がある。あくまでも"ゲーム"のお約束の中で遊んでいる感覚ではなく、実際に現実で自分が歩き回ってブロックを置いているようで、いつの間にか集中してしまう。

『Minecraft』の楽しさには、世界に没入している感覚が大きい。筆者は気が付いたら1時間もプレイしていた

なお、このアプリには無料版の『Minecraft - Pocket Edition Lite』というものがある。こちらも実際にプレイしてみた。自由度やブロックの種類については有料版とはさほど大きな違いはないが、無料版にはセーブ機能がなく、複数の世界を同時に作成することもできない。やはり本格的にこのゲームの世界を楽しむには不足で、基本的には有料版の購入を検討するためのお試し版といったところだろう。

このゲームでは、仲間を招待して一緒に同じ世界で遊ぶことも可能だ。電車の移動中などのちょっとした暇があれば"自分の世界を創って"みるのもいいかもしれない。

(提供:iPad iPhone Wire)

関連記事
【ハウツー】手軽に軽快にプロ仕様の画像加工を! - 「Luminance」(2011年12月13日)
【ハウツー】3,000種類以上の顔文字を収録しながら使いやすい! - 『特殊顔文字帳』(2011年12月10日)
【ハウツー】とにかく誰かにほめてもらいたい! そんなあなたに - 「ほめアプリ」(2011年12月9日)
【ハウツー】目覚めはステキな女の子の笑顔とともに - 「お疲れさんアラーム」 (2011年12月8日)
【ハウツー】使いにくいリストにさよなら! 管理しやすいToDoアプリ - 「Priorities」(2011年12月7日)