富士急ハイランドとエヴァンゲリオンのコラボがこの秋パワーアップ! 「リアル脱出ゲーム×エヴァンゲリオン『ある使徒からの脱出』」が11月2日からスタートする。このイベントは富士急ハイランドを舞台に、エヴァンゲリオンの世界観を活かしたリアル脱出ゲームを行うというもの。
同遊園地ではすでに2009年から新施設「EVANGELION:WORLD」を設けて、エヴァ初号機とエヴァ2号機の実物大頭部模型を展示しているが、今回は謎に満ちたエヴァンゲリオンの世界を「見る」だけではなく「解く」ものへと発展させている。一方、遊園地や球場などに仕掛けられた謎を解いて脱出を目指す「リアル脱出ゲーム」も近年人気を集めており、今回のコラボレーションはエヴァファンにとっても、リアル脱出ゲームファンにとっても垂涎のイベントといえそうだ。主催・企画制作をリアル脱出ゲームの火付け役であるSCRAPが手がけているのもポイントだ。
開催期間は11月2日~6日と、11月11日~13日、さらに追加公演として11月19日の計9日間。料金は前売券3,000円、当日券3,500円 (前売券完売の場合は当日券なし)。e+、ローソンチケット、チケットぴあ、エヴァンゲリオン・ストアで予約を受け付けている。詳しくはリアル脱出ゲーム公式サイトまで。
さて、ここからは10月30日に開催されたデバッグ公演の模様をお届けしていきたい。難易度や不具合を調整するため行われた今回のデバッグ公演には、約300人が参加。筆者も実際にリアル脱出ゲームを体験して、その内容をお伝えしようと思うのだが、その前に問題がひとつ。今回の公演について、謎はもちろん、配布物、体験中の写真など、具体的な紹介についてはいっさい禁止! な、なんという厳しい報道管制。「それじゃ取材にならないんですけど……」という言葉も思わず出そうになるが、リアル脱出ゲームにおいて、謎こそがもっとも重要なのもまた事実である。内容は「体験してのお楽しみ」ということで、ネタバレにならない範囲で今回のリアル脱出ゲームの輪郭を紹介していこう。
■「リアル脱出ゲーム×エヴァンゲリオン『ある使徒からの脱出』」ストーリー概要
遊園地に偽装されたNERV本部。
突如、何者かにより取り囲まれてしまった。
姿が見えない謎の「使徒」により、閉じ込められてしまう職員。
聞こえてくる謎のメロディー、そしてMAGIに表示される謎の暗号。
NERVの職員であるあなたは、この謎めいた場所から脱出することが出来るだろうか?