日本ギャルママ協会とセブン銀行は10月29日、セブン銀行と日本ギャルママ協会のコラボレーション企画で生まれたオリジナルデザインキャッシュカード『Girl's Card』スペシャルイベントを、東京都足立区のアリオ西新井で開催した。
「Girl's Card」は、女性向けのデザインキャッシュカード。「若い女性の顧客にも使ってほしい」と考えるセブン銀行と、「もっと女性が使いたくなるようなかわいいキャッシュカードがほしい」と考える日本ギャルママ協会(※1)のコラボレーション企画で生まれたオリジナルデザインキャッシュカードとなっている。
※1「日本ギャルママ協会」 - ギャルママの保護および生活の向上、ギャルママ文化の普及および社会的立場の確保を目的に 設立された、全国に約200の支部、7,000人以上の会員を持つ団体
「Girl's Card」は、普通預金、定期預金、ローンサービスなどが利用でき、ATM以外にもインターネットやモバイルでの取引が可能(現行のキャッシュカードと機能は全く同じ)。発行手数料は、新規口座開設の顧客は無料、現行カードからの切り替えの顧客は1,050円 (税込)。10月17日から、インターネット(モバイル含む)と店舗で申し込みを受け付けている。
今回、日本ギャルママ協会とセブン銀行は、同カードを記念し、東京都足立区のアリオ西新井でスペシャルイベントを開催した。
イベントでは、小学生ダンスグループによるキッズダンスショー、パフォーマーのモンキーさんによるバルーンアートパフォーマンスの後、日本ギャルママ協会所属のギャルママ8人によるトークショーが行われた。
セブン銀行と日本ギャルママ協会が共同でキャッシュカードを作ったきっかけについての質問では、秋元彩那さんが「ギャルママ協会のほうからセブン銀行にアプローチした」とし、その理由として、北口舞さんが「コンビニに設置されていることや24時間使えることなど、セブン銀行が協会ママの中で人気であった」ことを挙げた。
また、雨宮あきなさんは、「セブン銀行が若い女性の口座を増やしたいと聞いたので、かわいいキャッシュカードだったら、みんなが持ちたくなるのではないかと、セブン銀行さんに提案した」と明かした。
現在のデザインになったことについては、大岡まなみさんが、「かわいくておしゃれというのが大前提だったが、デザインの企画を始めたのが震災まもない頃で家族愛の大切さを再認識させられたこともあり、親子の絆をモチーフにデザインした」と説明。
親子の絆をどのように表現したかについては、「蝶が2匹いて、大きいほうが親の蝶、小さいほうが成長途上の蝶で、親の蝶がキラキラした愛情を注ぐようなイメージで、2匹が見つめあうようなデザインになっている」と説明された。
そのほかに工夫にした点については、岩館ゆきこさんが、「カードの差込口にこだわった」と説明。「普通キャッシュカードの差込口に記載されている矢印を、バリサンハート(※2)にして、その横にSEVEN BANKと記載した」と説明。さらに、「財布に入れた時も、バリサンハートとSEVEN BANKの記載が見えるようにもした」と、細かな部分までこだわったことをアピールした。
※2 「バリサン」 - 携帯電話待受画面の電波受信状態の表示アンテナが"バリバリ"3本全て立っている状態
キャッシュカード製作に当たって大変だったことに関しては、デザインが50種類以上集まって選ぶのに大変だったことや、ラメ加工にしたことで印刷会社の人にお世話になったことなどを挙げた。
最後に、メッセージとして、「かわいいカードにできあがっているので、せひ持ってもらって友達などに見せてほしい」などと話していた。