ついにやって来ました、この時が!!

工場見学コースの最後にたどり着くのが、この試飲室。工場できたてのビールをその場で飲むことができるという、ビール好きの理想を絵に描いて額に入れたような環境なのだ。

では、さっそく一杯お願いします!

言葉が出ません

ビール党ではない筆者も思わず顔が笑ってしまう、初めて体験する味だ。おいしい、という味覚を超えて、ただもう口にすることが幸せである。ビールを全く飲めない人もここでは飲めたり、ただただここのビールが好きで何度も訪れる人がいたり、という話にも納得。通常の環境においてビールの品質に影響を与える要素は、ここには一切存在しない。

「自信を持ってお出ししています」と言う佐川さん。案内担当だからではなく、心の底から本気でそう言っている笑顔がまぶしかった。

環境との共存を考える工場

徹底した環境対策を行っていることも同工場の特徴の一つ。製造工程で出る副産物やあらゆる廃棄物は50種類以上に分別され、再利用率は100%だという。最も多く排出されるのは麦汁を濾過した際に出る麦の殻で、これは家畜の飼料などになる。また、発酵で使用した後のビール酵母は、整腸剤等に再利用される。

工場敷地内には、自然に近い条件で生物の生息環境を保つことを目的とした庭園「アサヒビオガーデン」もある。見学終了後にはこちらにも足を運んでみよう

多彩な植物や昆虫などを見ることができる「アサヒビオガーデン」。工場敷地内とは思えない環境だ

ホンワカと赤くなった顔で外へ出ると、丹沢から涼やかな風が吹き降ろしてくる。カッコいい製造工程に感動し、できたてのビールに感動し、自然の風に吹かれれば、暑苦しい下界のことなど忘れて体感マイナス5℃!

■身冷度チェック
手軽さ:★★★
コスト:★★★★
体感温度:-5℃
※体験者の経験による感覚的な数値です