三瓶由布子×小清水亜美=「ぷらふぃに」、CD&DVD発売記念イベントはハプニングと笑いが満載

2009年12月に結成。隔週ペースでYouTubeにて「キラッ(∞)ってしたいの!」の動画配信を行い、2010年6月16日にはデビューミニアルバム「こくしむそう」をリリースした、声優の三瓶由布子と小清水亜美による企画創作ユニット「ぷらふぃに」が、9月19日に東京・虎ノ門にてファーストイベントを開催した。

イベントがスタートすると、まずはモニターにて三瓶由布子と小清水亜美がOLに扮する、「キラッ(∞)ってしたいの!」ではおなじみのコント映像を上映。そして、その映像とリンクするように、三瓶と小清水の2人がステージに登場する。満員の観客を見て、「サクラじゃないよね?」と驚きの声をあげる2人。10代前半からの付き合いという三瓶と小清水だが、この2人でイベントをするのは実は今回が初めてとのことで、「裏ではめっちゃ緊張していた」(三瓶)と正直な感想を話す。

とはいえ、いったんイベントが始まってしまえば、もうそこは2人の独壇場。息のあったトークで会場を大いに沸かせる。そして、トークが一段落したところで、

小清水「そろそろ練習したあれをやろう」
三瓶「あれか……」
小清水・三瓶「(漫才師のような感じで)どもどもども。ぷらふぃにです!」
小清水「うちの隣に塀ができたんだよ」
三瓶「へー」
小清水「うちの向かいにも囲いができてさ」
三瓶「カッコイーね」
小清水「(姿勢を正して)それでは聴いてください。ぷらふぃにで『キラッ☆ってしたいの!』」
三瓶「(慌てて)え、本当に? この流れで?」
小清水「(観客からの大きな歓声を受けつつ)すごくいい流れだと思う。みんなもその気になって、心はひとつになっている(笑)」
三瓶「びっくりした。あれでノってくれるなんて、相当に気のいいお客さんだね(笑)」
小清水「でも、音響さんだけはノってくれなかったね……」

といったやりとりを挟みつつ、まずはデビューミニアルバムの中から「キラッ☆ってしたいの!」を披露したが、途中、三瓶が歌詞を忘れるというハプニング! 歌が終了した後に「何がすごくレアかというと、比較的本番に強いゆうゆう(三瓶)が歌詞を飛ばして、そこからガタガタと動揺していく様が(笑)」と語る小清水。

歌に続いては、「写真を見ながら喋っちゃうよ、キラッ☆とぷらふぃに」のコーナー。ここでは、現在YouTubeで公開されている動画の撮影中のオフショットとともに、撮影時のエピソードなどが紹介された。ちなみにこのコーナー名は小清水がステージで即興で考えたもの。そしてステージでは、三瓶が作ったというマントを羽織り、2曲目となる「オブシディアンの涙」がオリジナルとは微妙に歌詞の異なるイベント特別バージョンで披露された。

続く「みんなのアンケートに答えちゃうぞのコーナー」は、文字通り、観客から集められた質問にぷらふぃにの2人が答えるというもの。「"さいばぁーあいどる まじかる・とんぐ"の今後について」や「着ぐるみは何着持っていますか?」「武道館ライブはいつ頃ですか?」といった質問から、「朝は何を食べましたか?」「つぶあん、もしくはこしあんとベストマッチする飲み物は何だと思いますか?」といったものまで、まさに多種多様の質問に、真剣(?)に答えていく2人。ちなみに、「収録で大変だったことや面白かったこと」という質問に対する三瓶の解答は、「大変だったことは、朝から晩まで小清水さんと一緒だったこと……」。

ここでいったん2人がステージを降りると、ふたたび場内のモニターにて、2人が路上ライブを行うコント映像を上映。そして、小清水が金色、三瓶が銀色をベースにした衣装でステージに登場し、観客と掛け声の練習を交えながら、「キラキラ体操 第2」を熱唱する。本来はこの曲でイベントもラストのはずだったが、会場からは「アンコール」ならぬ「リベンジ」の声。というわけで、三瓶が歌詞を忘れた「キラッ☆ってしたいの!」を、会場と一体となりながら、今度はしっかりと歌い上げ、1時間30分を超えるステージを締めくくった。

なお、イベント終了後は、小清水と三瓶の2人が、来場者ひとりひとりをお見送り。コミケ78および当日会場で販売された「ぷらふぃに グッズセット」に封入されている「ぷらふぃにメンバーズカード」を持っている人には、2人がそれぞれ印鑑(!)を押すという、ぷらふぃにらしいコミュニケーションも行われた。

CD、DVDの発売に加え、ついにイベントの開催までこぎつけた「ぷらふぃに」。2011年1月19日にはDVD第二弾となる「キラッ(∞)ってしたいの！～第二段～」の発売も決定するなど、今後の動向も要注目だ。

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