スイーツ系で人気を集めるのは、アツアツのデニッシュ系パンに冷たいソフトクリームを組み合わせた「シロノワール」(590円)。"あつひや"感が魅力で、ボリュームも満点。食後のデザートなら、2人でシェアしても十分楽しめる量感だ。さらに、トーストに小倉あんをトッピングした名古屋名物「小倉トースト」(380円)、ミニサイズのシロノワール「ミニシロノワール」(390円)もスタンバイ。

食事メニューでは、やっぱりこれ、エビフライ! たっぷりサラダとふんわりパンにピンと伸びたエビフライ3尾がセットのメニューはその名の通り「エビフライ」(890円)。食べ応えたっぷりの内容にも驚くが、シルバーのトレイに盛り付けられていて、プチ贅沢な気分にも浸れる。「もっと手軽に食事したい」という方向けに「ホットドックフランク」(380円)や「チリドッグ」(400円)といった低価格の軽食もあり、学生も気軽に通ってくるという。客単価は、ゆっくり飲食を楽しむ人が多く750円となっている。

アツアツに焼き上げたデニッシュ風生地に、冷たいソフトクリームを合わせた「シロノワール」(590円)

「エビフライ」(890円)。大きなエビフライが3尾に、山盛りサラダがついてボリューム満点

"朝コメダ"が徐々に!?

そして最も"名古屋的"なのが、モーニングサービス。オープンから11時までは、ドリンクの料金のみでトーストと茹で玉子がサービスされるのだ。なんともお得なサービスだが、まだまだ東京の人には根付いていないとか。名古屋出身の店長・新海洋規さんよると、「名古屋では、7時にオープンするとすぐお客で一杯になるほど皆さんがモーニングサービスを利用しています。東京の店舗では朝の出足は遅いので、東京の方は朝が遅いなあと驚きました」とのこと。

朝11時まではドリンクを注文するとトーストと茹で玉子が無料で付く(ドリンクは全商品が対象)。写真は自家焙煎のコーヒー豆を使った「ブレンドコーヒー」(400円)。懐かしい喫茶店の味わい

店長・新海洋規さん。「回転率を重視するファミレスや大手コーヒーチェーンとは逆を目指します。回転率が高くても、お客が入らずガラガラではだめ。ゆっくりできる感じを売りにしています」

2003年に関東1号店として出店した新横浜江田店でも最初は朝の時間帯にお客が来なかったそうだが、徐々にモーニングサービスの評判が広がり、朝食利用が増えていったという。三鷹上連雀店周辺でも"朝コメダ"が次第に流行っていくのだろうか。

愛知や岐阜などでは「コメダ珈琲店」の出店がかなり進んでおり、競合を避けるために最近は関東でも出店を進めてきた。現在東京都に6店舗、神奈川に14店舗を展開している。極力広い店舗にするため、駅前よりロードサイドが中心になっているというお話だ。今後は関東でも、名古屋の味がさらに身近になっていきそうだ。