【ハウツー】

100円食材を賢く使えば、1,000円で3日は食べられる! - 「おうちごはん」で節約

    村越克子  [2009/01/30]

    食費ダウンの決め手は、食材を安く買うこと

    「おうちごはん」の節約効果を最大限に発揮する決め手は、なんといっても「食材を安く買うこと」にあります。安く買うには、

    1. 「曜日市」、「毎月「5」のつく日は全店特売」、「創業祭」など、スーパー全体の特売日に買う
    2. チラシや店頭でその日の特売品を買う
    3. その時間帯だけに特売品を出すタイムサービスを利用する
    4. 消費期限や賞味期限が迫っている見切り品を買う

    などの方法があります。

    さて、食材を安く買う5番目の奥の手が、100円食材の利用です。野菜、パン、加工食品、冷凍食品、調味料などなど、とにかくなんでも、1個=100円(プラス消費税で105円)。100円ショップの食材版です。

    おすすめの1つが「ローソンストア100」。野菜は、キャベツ1 / 2カット=100円、白菜1 / 4=100円、ミニトマト1パック=100円、きのこ類はなんでも1パック=100円です。特売品の大根は、なんと丸ごと1本で100円というお買い得。

    調味料もソース、ドレッシング、ポン酢、酒、しょうゆ、みりんなどがオール100円。品物によっては、内容量が通常商品よりも少なめですが、ひとり暮らしには、賞味期限が切れる前に使い切れて、むしろジャストサイズ。大容量は割安感がありますが、たくさんあると思うと、1回の使用量がつい多めになりがちで、必ずしもお得とはいえません。また、大きい容器は、収納に場所をとるのもデメリット。

    主食になるパン類や麺類も100円。お肉っぽいものが食べたいときに代用できるウインナー、ハム、ベーコンも1パック=100円です。また、自分で作ると、食材の種類がいろいろ必要で、作るのにも手間と時間がかかるしゅうまい、餃子、ハンバーグなどの加工食品も100円で買えます。

    ただし、何でも100円だから安いというわけではありません。割高なものもあります。たとえば、大根1本=100円は、スーパーの特売品に比べても安価ですが、トマト1個=100円は、もっと安く買える場合があります。スーパーで売っている値段よりも安い場合に限って、100円食材はお得になるので、そこは要注意。

    「ローソンストア100」以外にも、セブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド「セブンプレミアム」が出している「100円冷凍食品シリーズ」もオススメです。

    給料日前のピンチを乗り切るなら100円食材

    100円食材の賢い利用法は、給料日前に食費のお金がたりなくなったときに利用する手です。

    家計管理で大事なことは、言うまでもなく赤字を出さないこと。食費が赤字になりそうなときは、ほかの予算から拝借して、つじつまを合わせるのもOKですが、それでは費目ごとの予算立ての意味がありません。また、費目間でお金を貸し借りすると、ゴチャつき、わけがわからなくなりがちです。そうかといって、赤字はNG。予算は、守れたときにこそ達成感があります。赤字になると、途端に家計を管理するモティベーションが下がり、下手をするとヤケ買いに走り、それまでも節約努力が水の泡ということとも。だからこそ赤字防止は、家計管理の必須課題なのです。

    100円食材なら、1,000円あれば、3日食べていける!?

    100円食材なら、1000円あれば10種類の食材が買えます。それだけあれば、量的にも、献立のバリエーション的にも3日間くらいなら、なんとか乗り切れます。

    たとえば、この10食材を買えば、お弁当を含めて3日間をクリアできます。

    卵(6個入りパック)、食パン、ヨーグルト(3個パック)、キャベツ(1 / 2カット)、きのこ、ウインナー、納豆(3個パック)、キムチ鍋の素、鶏のから揚げ(冷凍食品)、餃子(冷凍食品)

    プラスで一品!
    もやし(1袋30円)

    ■1日目

    パン、ウインナーのソテー、ヨーグルト
    キャベツとウインナーの洋風卵とじONご飯※
    ※フライパンで千切りにしたキャベツ(1 / 2カットの4分の1)と小さく切ったウインナーを炒め、コンソメ顆粒、塩、こしょうで味をつけ、溶き卵でとじたものをご飯にのせる。仕上げにケチャップをかける
    キムチ鍋(キャベツ1 / 2カットの半分、きのこ(1 / 2袋)、もやし(1 / 2袋)、キムチ鍋の素(半量))

    ■2日目

    昨夜のキムチ鍋にご飯を混ぜてリゾット風に、ヨーグルト
    もやしときのこの中華風卵とじONごはん※、餃子2個
    ※きのこ(1 / 2袋)ともやし(1 / 4袋)をごま油で炒め、塩、こしょうで味をつけ、卵でとじたものをご飯にのせる
    鶏のから揚げ(明日のおべんとう用に2個残す)、キャベツ(1 / 2カットの4分の1)のコールスローサラダ、納豆

    ■3日目

    パン、ウインナーのソテー、ヨーグルト
    親子丼※、コールスローサラダ
    ※小さく切った鶏のから揚げを卵でとじて、ご飯にのせる
    餃子、キムチスープ、納豆
    ※キムチスープはキャベツ、もやし、ウインナーなどの残り物を炒めたものを入れる

    3日間、朝昼晩の3色を1,000円でまかなうのですから、もちろん豪華な食事というわけにはいきません。でも、夕食に納豆をつけているのでご飯がすすみ、満腹感は保証します。植物性たんぱく質が摂れる点もメリット。お肉っぽいものも、少量ですが、毎日摂れます。野菜中心の献立でヘルシーです。キムチ鍋の素の代わりに、豆乳鍋の素や寄せ鍋の素などお好みのものでアレンジしてもOK。

    食費がピンチのときに、ぜひ、1度お試しください。

    村越克子(むらこしかつこ)

    フリーランスライター。学習院大学文学部心理学科卒業。編集会社を経て、フリーに。主婦を読者対象とした生活情報誌を中心に執筆。家計のやりくりに奮闘する全国の主婦を取材し、節約に関する記事を数多く手がける。執筆協力に『綱渡り生活から抜けられない人のための絶対! 貯める方法』永岡書店

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