リニューアルした790FXチップセット

AMD 790GXチップセットの登場により、すっかり影の薄くなっていた790FXであるが、久しぶりの新製品がFOXCONNから登場。「A79A-S」という同社のDigital Lifeシリーズの製品で、790FXとして、初めてサウスブリッジに最新の「SB750」を採用したマザーボードだ。ドスパラ秋葉原本店での価格は26,980円。

「A79A-S」の製品パッケージ

PCI Express x16の多さが目を引く

PCI Express x16スロットを4本備えるのが特徴となっており、2本使用時には帯域はx16フルとなるが、4本使用時にはそれぞれx8として利用できる。

カエルVGAにHD 4870の新製品

Palit製の「XAE=4870S+0552」はRadeon HD 4870を搭載するグラフィックカードだが、出力端子の豊富さが特徴。DVIに加えて、ハイエンドカードでは珍しいVGAを備え、さらにはHDMI、DisplayPortまで用意されている。こういった製品の場合、4端子全てを同時に使えるわけではないが、どの端子とどの端子が排他なのかは情報がなく、不明だという。

オリジナルクーラーモデル

出力を4種類も備えるのは珍しい

搭載クーラーは同社オリジナル。「Sonic Dual Edition」の製品となっており、ブラケット部のスイッチで動作クロックをターボモード(コア775MHz、メモリ4GHz)に切り替えることが可能だ。メモリは512MBのGDDR5。価格はドスパラ秋葉原本店で29,980円。

WDからも2.5インチの500GBが登場

Western Digitalから、2.5インチHDDとしては最大クラスの容量となる500GBの製品「WD Scorpio Blue WD5000BEVT」が登場した。ベンチマークテストを行ったT-ZONE PC DIY SHOPによれば、従来の320GBモデルに比べて性能が大幅に向上しており、「おそらく250GBプラッタになったのでは」ということだ。価格は15,000円~16,000円前後。

新製品の「WD Scorpio Blue 500GB」

T-ZONEによるベンチマーク結果

インタフェースはSATA 3Gb/sで、回転数は5,400rpm。他社製の500GBモデルでは12.5mm厚のものもあったが、このWD5000BEVTは通常の9.5mm厚となっている。

楽ラックの2ベイバージョン

センチュリーの「3代目 技あり! 楽ラック!」は、5インチベイ2段分に3.5インチHDDを3台格納できるというケース。インタフェースはSATA/SASの両対応で、HDDをダイレクトに挿入して利用できる。価格は8,500円前後。

内蔵型のHDDケース「3代目 技あり! 楽ラック!」

背面。冷却用に6cmファンも搭載している

VGAも冷却可能なCPUクーラー

すっかり涼しくなってしまったが、関係なく今週もCPUクーラーを投入してきたThermaltake。この製品「BigTyp VP」は、12cmのサテライトファンが付属するタイプで、メモリやグラフィックカードも冷却することが可能だという。ただサイズが大きめの製品なので、ケースなどとの干渉は要注意。価格は7,000円前後だ。

Thermaltakeの「BigTyp VP」

こんな感じでサテライトファンが付く