【レポート】
Intelは、開催中のCOMPUTEX TAIPEI 2008にて、Netbook・Nettopに関する説明会を開催した。
Netbook・Nettopに搭載されるのはAtomプロセッサ。同社Asia Pacific地域Vice President & General ManagerのNavin Shenoy氏は、マイルストーンとなる3つの製品のひとつとして、このAtomを挙げた。1番目は1993年のPentiumで、高い性能を持ちPCがあらゆることを処理できるようになった。2番目は2003年のCentrinoで、バッテリー駆動時間が延長されたほか無線LANを搭載することであらゆるところでPCを活用できるようになった。そして2008年は、Atomを搭載したNetbookが新しい用途・市場を切り開くとする。
Atomプロセッサの特徴は「最新の45nm High-Kプロセス」「0.6W~4Wという低消費電力」「SFF(スモール・フォームファクタ)製品への搭載を可能とする同社で最小のプロセッサ」「超低価格」と5点にまとめられた。Atomは、25平方ミリ以下の面積に4700万トランジスタを集積している。また、この小さなサイズのために1枚のウエハから得られるボリュームも大きく、低価格化を実現しているとしている。なお、このAtomを搭載する製品の70%は台湾メーカーから登場するとのことで、Atom成功のための(COMPUTEX開催地である)台湾の重要性も強調した。
Navin Shenoy氏に続いて登場した同社Nettop & Netbook Computing部門GMのNoury Al-Khaledy氏は、Netbook・Nettopのマーケットとして、ひとつはまだPCを所有していない新興市場、もうひとつに熟成した市場における2台目PCとしてのニーズを挙げた。ASUSTeKのEee PCも、当初は低価格を第1に掲げ新興市場への投入を目指していたが、蓋を開けると米国・日本のように既に1台目のPCを所有しているユーザーにもサブ機、ホビー機として受け入れられている。また、オンラインショッピング等のサービスが充実し、より手軽にインターネットにアクセスできる端末としてもNetbook・Nettopは期待されるという。
同会場で開催されたNetbook・Nettopのショーケースでは、各社の製品が一堂に展示されていた。Netbookでは、既に発表会が開催されているASUSTeKのEeePC 901/1000はもちろん、ECS、MGIGABYTE、MSIといった日本でも馴染みのあるメーカー、完成PC販売のAcerやPDA等で知られるMitac、家電で知られるHaierなど、様々なメーカーが製品を投入するようだ。一方、Nettopに関しては、ShuttleやASUSTeK、Lenovoなどが展示。デスクトップにおいても、小型化によってデザインの自由度が増し、DIGN Labは壁掛けPC、Intelは漆器のようなコンセプトモデルも紹介していた。
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