Game Benchmarks

こうした結果のためか、Game Overall(グラフ65)の傾向はグラフ29ともまた異なったものになっている。

Call of Juarez(グラフ66)は、グラフ30と異なり、高解像度では遂にMaximus Formulaが下回る結果になっている。ただしそのMaximum Formulaのグラフはまるっきり一直線で降下しており、グラフ30と見比べるともう少しQXGAで粘っても良いように感じる。このあたり計測誤差が多少影響している気もするので、やはりもう少し高速なグラフィックスカードで比較してみたいところだ。

CRYSiS(グラフ67)はグラフ31同様に、均一に性能差がある。ここまでの範囲で考えれば、MemoryのLatencyが一番関係ありそうだ。

意外にバラついたのはFarCryの結果(グラフ68、69)。グラフ62でHDR/SM3.0では差があったが、SM2.0では大した差がなかった。このテストはまさしくSM2.0を使ってるわけで(SM3.0のオプションもあるが、これを付けるとRadeon HD 3850では動かなくなるパターンがあったため、SM2.0で利用している)、ちょっと興味深い結果ではある。

Lost Planet(グラフ70)はグラフ34と逆で、Snowに関してのみVGAでは差が見られるが、あとはほぼ同等といったところ。現実問題としてLost PlanetをVGAで実行すると画質が荒れすぎなので、最低でも1280x960あたりは必須。事実上、差は無いと見なしたほうが良い。

World in Conflict(グラフ71)は、グラフ35に比べるとずっと差が小さくなっている。ただVery Highは全く差が無いのは同じで、HDDの問題かもしれないという気がやはりする。