Windows 11を含む歴代のWindowsは、瞬間的なキー操作や同じキーが何度も押された操作など、誤操作と思われるキー操作を無視するフィルターキー機能を備えている。これは何らかの原因で指が震えるなどして、意図せず同じキーを押してしまう人向けに用意されたものだ。

  • 「右Shift」キーを8秒押し続けると、フィルターキーを有効にするか確認をうながされる

筆者はこれまでフィルターキーのお世話にならずにWindowsを使ってきたが、最近PCゲーム中に「右Shift」キーを押し続けてしまう場面が何度が発生した。このフィルターキー機能の有無は、コントロールパネルから設定可能だ。

  • フィルターキー機能の呼び出しを抑制するには、「コンピューターの簡単操作センター」の「フィルタキー機能を設定します」に並ぶ「右シフトキーが8秒押されたときにフィルターキーを有効にします」のチェックを外せばよい

だが、いまコントロールパネルは廃止の方向に進んでいる。そこで今回は「設定」から、フィルターキーを呼び出す機能を無効にしてみよう。

  • 検索ページを開き「フィルター キー」と入力。検索結果の「フィルターキー機能」をクリック/タップする

  • クリック/タップで「フィルターキーのキーボードショートカット」のスイッチをオフに切り替える

検索時は「フィルター(半角スペース)キー」と、空白を挿入しないとヒットしないので注意してほしい。