ハイ・リゾリューションは、米MOTUのオーディオインターフェイス兼ミキサー&コンバーター「828」の第五世代モデル発表した。2024年1月末の発売を予定しており、市場想定価格は154,000円程度となる模様。
「M6」は24bit/192kHzに対応したオーディオインターフェイス兼ミキサー&コンバーター。MacまたはPCにUSB 3(USB2.0互換)で接続し、最大60のオーディオチャンネル(28イン/32アウト)を利用できる。専用ドライバーでは、さまざまなオーディオアプリケーションを動作可能にし、高性能DAWホストでは96kHzで2msという低ラウンド・トリップ・レイテンシー(RTL)性能を実現する。USBオーディオ・クラスに準拠したファームウェアにより、USB-Cまたは標準カメラ接続キット(Lightningアダプター/別売)を介してiPadなどのiOSデバイスと接続にも対応する。
スタンドアロン・ミキサーとして、2系統のXLR/TRSコンボのマイク/ライン/ギター入力、XLRの専用メインアウト、2系統の独立したヘッドホンアウトを含む、それぞれ独立した28系統の入力と32系統の出力を装備し、さらに、ハイエンドなオーディオインターフェースで採用されているESS Sabre32 DACテクノロジーを搭載。各マイク入力には専用のアナログ・センド/リターン・ループを用意している。また、内蔵DSPにより、2系統のヘッドホン出力を含む全てのアナログ出力ペアに、リバーブ、4バンドEQ、コンプレッションを含むオンボードエフェクト処理による独立した24チャンネル・モニター・ミックス環境を試供する。
本体のほか、MOTU Performer Lite、Ableton Live Lite、計6GBのループとサウンドを同梱。MacとWindowsの必要システムは以下の通り。
- Mac:Intel Core i3以上 (Appleシリコンを含む)、4GBのRAM(8GB以上推奨)、macOS 10.13以降、高速USBポート、大容量のディスク(可能な限り大容量の空きスペースを確保)
- Windows:Intel Core i3または同等のAMDプロセッサ以上、4GBのRAM(8GB以上推奨)、Windows 10/11(x64 AMD/Intelのみ)、高速USBポート、大容量のディスク(可能な限り大容量の空きスペースを確保)