watchOS 10では「マインドフルネス」アプリの新機能として、その時の感情や心の状態を記録する「心の状態」が追加されました。長期的に記録を続けることで、生活習慣や外部要因と自分の心との関係を考える手がかりになる可能性があります。継続することが重要なので、記録忘れを防ぐためにリマインダーを設定しておくことがおすすめです。
心の状態を記録する方法
心の状態は「マインドフルネス」アプリから記録できます。記録には「今現在の感情」と「今日1日を通した気分」の2種類があります。どちらも操作方法は同じです。
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デジタルクラウンを回し、見た目の直感で適応する感情を選択します。感情は「非常に快適」から「非常に不快」まで7段階、さらに各感情が5つの段階に分かれていて、デジタルクラウンを回すことでグラフィックが35段階に変化します。選択したら右上のチェックをタップします
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オプションとして、選択した感情を表す言葉を選択し、右上のチェック印をタップします。選択肢は感情の状態に合わせて変わります。次もオプションとして、感情に影響を与えている原因を選択し、右上のチェック印をタップします。以上で記録は完了です
リマインダーを設定する方法
「心の状態」は記録を継続することに意義があります。リマインダーを活用して記録忘れを防止しましょう。「心の状態」のリマインダーはiPhoneで設定します。
リマインダーが届くと、リマインダーから記録画面を開くことができます。また、iPhone上でも記録が可能です。
心の状態を振り返る
記録された「心の状態」は、iPhoneの「ヘルスケア」で振り返ることができます。グラフ表示では、感情の傾向や振れ幅、関係する原因、他の生活記録(睡眠、活動量など)との関連などを見ることができます。
自分の感情にどんな傾向があって、何に影響されやすいのか、解決すべき課題がどこにあるのかなど、自己分析や生活の質改善に役立ててみてはいかがでしょうか。