NECは1月17日、ビジネス向けPC「Mate&VersaProシリーズ」の新製品として、重さ1kg未満の13.3型モバイルノートPC「VersaPro UltraLite タイプVN」を発表した。セレクションメニューから構成を選択できる。価格は339,000円~。Web直販サイト「得選街」専用モデルは198,110円~(2023年3月16日まではキャンペーン適用にて193,710円~。

  • VersaPro UltraLite タイプVN

「VersaPro UltraLite タイプVN」は、CPUに第12世代Intel Core i5-1235Uを搭載する13.3型モバイルノートPC。M型バッテリー搭載時で重さが約993gと軽く、バッテリー駆動時間も約8.4時間を確保している。

液晶ディスプレイは1,920×1,080ドット(フルHD・非光沢)のIPS方式となり、180度まで開く。ディスプレイを開くとキーボード面が持ち上がるリフトアップヒンジ構造として、タイピングがしやすくなるよう配慮した。ビジネス向けモデルとしてセキュリティ機能が充実しており、マイクロソフトのSecured-core PCに加えて、Intel vPro Essentialsに対応している。

機能面では、ミーティング機能にビームフォーミング機能を追加し、ヤマハ製の「Audio Engine」によりオンラインミーティングがしやすくなっている。ここでいうビームフォーミングはWi-Fiの機能ではなく、PC正面(自分)の音声を重点的に拾ってオンライン上の相手に届ける機能。自分の周囲の雑音を高精度にカットできる。また、通信機能もWi-Fi 6E対応に強化された。

  • VersaPro UltraLite タイプVN

セレクションメニューからは、ストレージ容量、内蔵Webカメラ、プライバシーシャッター、指紋センサーが一体となった電源ボタンなどを選択可能。

最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-1235U(最大4.4GHz)、メモリがLPDDR4X 8GB、ストレージが128GB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがIntel Iris Xe Graphics(CPU内蔵)。OSはWindows 11 Pro。

通信機能は、IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5.1。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.2 Type-C Gen2×1、USB 3.2 Type-A Gen2×2、HDMI×1、SDメモリーカードスロットなど。本体サイズはW307×D216×H17.9mm、重さは約993g。

そのほか、フラッグシップとなる「VersaPro UltraLite タイプVG」(14型・約822g)や、CPUにAMD Ryzenを搭載したスタンダードモデル「VersaPro UltraLite タイプVC」(13.3型・約971g)なども新たにラインナップしている。

  • VersaPro UltraLite タイプVG