米TourBox Techは、クリエイター向けBluetoothコントローラー「TourBox Elite」を開発。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で3月1日より支援者を募っている。
一般販売価格は32,980円〜だが、執筆時点で36%オフの20,980円から購入できる超早割追加プランを用意。発送は2022年6月を予定。
「TourBox Elite」は、イラスト描画や画像編集、動画編集などでの各種操作を片手で直感的に行える、クリエイター向けBluetoothコントローラー。2020年発売の「TourBox」、2021年発売の「TourBox NEO」に続き、待望のBluetooth接続に対応した最新モデルだ。
PhotoshopやLightroom、Illustrator、Capture Oneなどの画像編集ソフト、CLIP STUDIO PAINT、ComicStudio、Painter、SAIなどのペイントソフト、そしてFinal Cut Pro、Premeire、Affter Effects、DaVinci、Audition、CINEMA 4Dなどの動画・オーディオ編集ソフトなどに対応。デュアルBluetoothにより、2台のPCを接続して思いのままに切り換えて使える。
イラストの描画時には、カンバスの回転や縮小・拡大、ブラシの回転、ブラシツールやレイヤーの切り換えなど、あらゆる操作をシームレスに行える。無料の設定ソフト「TourBoxコンソール」(Windows/Mac対応)のTourMenuからは、レイヤーの追加やレイヤーセットの作成、下方向への結合や変換、スプレーなどの機能を設定可能だ。
写真の編集作業では、大量の写真をスピーディーにブラウズしてお気に入りの写真をマーキング。Lightroom、Camera Raw、Capture Oneなど画像編集ソフトの色調整では、マウスを使うことなくスライダーの切り替えが可能。露光、コントラスト、シャドウ、ハイライトなどのパラメーターをノブを回転させるだけで調整できるほか、水平補正、ミラー反転、マスクといった作業もマウスやキーボードを使わずに行える。
Final Cut Pro X、Premiere、DaVinci Resolve、PowerDirectorなどの動画編集ソフトでは、タイムラインの伸縮やすばやい移動、コマ送りも、ノブやスクロール、ダイヤルで直感的に操作可能。 トラックの高さの伸縮、前後画面の表示、ひとつ前の編集点への移動、シーケンスの編集開始ポイントと終了ポイントへの移動、全画面切り換えや編集などの作業も効率よく実行できるという。
音楽制作では、プレイリスト、チャンネルラック、ピアノロール、ミキサー、プラグインセレクター、モードセレクターなど各種パネルを素早く操作可能。プレイリストの編集ではドローイング、ペインティング、スライシングにアクセスできるほか、MIDIのコントロールもサポートする。
クリエイティブ用途以外にも、ディスプレイの明るさ、音量の調整、音楽の再生・停止、Webページの閲覧、PCのOSコントロールなどの操作も可能。ノブやスクロール、ダイヤルと各種ボタンのシングルクリック、ダブルクリック、または長押しや組み合わせによって、50以上の方法で思いのままに操作できる。さらにオーバーレイ型TourMenuを合わせて、1つのプリセットで300個以上の機能を登録することが可能としている。
主な仕様は、本体サイズがW116×D101×H44mm、重さが376g(バッテリー含まず)、接続方法はデュアルBluetooth 5.1・USB(Type-C)、給電方法は5V DC、50mA(ワイヤレスは3V DC、50mA)、対応OSはWindows 7以降及びmacOS 10.10以降(ケーブル接続)、Windows 10以降及びmacOS 10.13以降(Bluetooth接続)。バッテリー持続時間は最大約2カ月。
カラーは「スペシャルエディション(モダンスモークブラックトランスルーセント)」、「アイボリーホワイト」、「クラシックブラック」の3色展開。一般販売価格はアイボリーホワイトとクラシックブラックが32,980円、スペシャルエディションが36,980円。