三菱鉛筆は2月9日、高級鉛筆「ユニ」をイメージしたGIGAスクール向けタッチペン「uni(ユニ) タッチペン」を発表した。2月25日に発売する。参考価格は660円。
「uni(ユニ) タッチペン」は、小中学校で導入されているGIGAスクール向けデバイスで使うことを想定したタッチペン。ペン先に、シルバーコートした特殊繊維をタッチペン先に植毛した「Agファイバーペン先」を採用し、感度が高く安定した筆記が行える。
GIGAスクール向けデバイスでは、導電性素材が画面と一定面積で接触する場合に反応するよう設計されているという。今回採用した「Agファイバーペン先」はペン先が画面に触れると導電性の特殊繊維が広がり、接触面積を確保。ペン先をつぶすことなく感度を高め、滑らかで安定した筆記が可能としている。
ペン先は摩耗しても手軽に交換できる仕組み。本体を取り換える必要がなく、経済的に利用できる。本体パッケージには予備の「替ペン先」1個が付属。替ペン先は別売も用意し、参考価格は880円(5個入り)。
本体のデザインは、学校側から上がった「タッチペンでも鉛筆と同じ持ち方を身に付けさせたい」などの声を受け、鉛筆と同じ6角軸を採用した。軸色は、同社の高級鉛筆「uni(ユニ)」と合わせた「uni(ユニ)色」とし、鉛筆のイメージを表現。軸は高い導電性を付与した樹脂を採用した。タッチペン径は8.2mm。