ソフマップとワンビは2月7日、総務省のガイドラインに準拠したデータ消去を行い、データ適正消去実行証明協議会(ADEC)が第三者としてデータ消去証明書を発行するデータ消去サービス「TRUST DELETE ITAD」の提供を2月21日より開始すると発表した。
ソフマップは、法人の不要になったIT資産をトータルで管理する「ITAD(IT Asset Disposition:IT資産管理)サービス」を提供している。排出予定機器のデータ漏えい・流出を防ぐための各種消去作業や消去証明書発行サービス、排出予定機器の再生、リユースとしての販売などを行うものだ。
ITADサービスパートナープログラムは、ソフマップのITADサービスの技術をパートナー企業に向けて提供するプログラムで、2月7日より提供を開始した。ワンビはその提携第一号企業となる。
今回提供を開始するTRUST DELETE ITADは、IT資産の適切な処理を提供する法人向けITADサービスのライセンス。データ消去費用を一律のライセンス形式にすることで、廃棄段階に別途予算を取得することなく、情報機器の導入調達の際に消去および消去証明書の発行ライセンスを事前に購入して準備できる。
IT資産の適切な処理とデータ消去証明書の発行が可能で、第三者機関であるADECの認証を取得しており、信頼ある消去方式でデータ消去の実施後はADECから発行されるデータ適正消去証明書を取得可能という。
なお、TRUST DELETE ITADは、引き取りオプション、オンサイトオプション(東名阪近郊のみ対応)を追加することで、顧客のニーズに柔軟に対応するとしている。