台湾MediaTekは1月26日(現地時間)、Chromebook向けSoC「Kompanio 1380」を発表した。Acerの「Chromebook Spin 513」に搭載される予定で、順次採用製品が市場に出荷されるという。
かつてないレベルの性能と、トップクラスの機能をChromebookにもたらすという新SoC。CPUには最大3GHzで駆動する4つのArm Cortex-A78コアを搭載し、GPUには5つのArm Mali-G57コアを搭載。6nmプロセスで製造され、高い性能と優れたバッテリーライフを両立するとしている。
4K/60pで最大2つの同時画面出力をサポートするほか、AV1のハードウェアデコードにも対応。専用のオーディオデジタルシグナルプロセッサ(DSP)を搭載し、さまざまな音声アシスタントに対応するボイスオンウェイクアップ機能も極めて低い消費電力で利用可能。無線機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5を統合している。