ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの防滴対応パーティースピーカー「JBL PartyBox 310」を8月6日に発売する。キャリーハンドルとホイールをPartyBoxシリーズで初めて採用し、持ち運びやすさを高めたのが特徴。価格はオープンプライスで、直販価格は66,000円。
欧州を中心に人気のあるパーティースピーカー。高評価を得た従来機種「PartyBox 300」の機能を継承し、「JBLのプロサウンドを手軽に楽しめるよう、音質、機能、ビジュアルなど、すべての面において大幅な進化を遂げた」というアップデートモデルだ。
持ち運びやすさを重視し、シリーズ初となる伸縮するキャリーハンドルとホイール、IPX4相当の防水性能を装備。屋外でも利用でき、旅行時のスーツケースのように本体を引っ張って移動できる。本体サイズは325.6×367.8×687.7mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約17.4kg。
音質面では、最大約240Wという出力をそのままに、バスポートの構造を最適化することで低音を強化。従来機種から継承した「BASS BOOST」機能と合わせて、迫力ある低音域再生を実現する。
磁束密度の高いマグネット構造を採用してレスポンスを高めた、約176mm径の大型ウーファーユニット×2基と、約65mm径ツイーター2基を搭載。大振幅時の歪みを抑え、「JBLらしいパワフルで深みのある低音から、クリアでヌケのある高音域まで余すところなく再生する」としている。
従来機種で好評だったというライトショー機能を大幅にアップデート。ウーファーの外周を囲み、ボディの中心部に備わったリング状ライトは、ライティングパターンを従来の3種類から5種類に増やした。専用のスマートフォンアプリ「JBL PARTYBOX」を使い、細かいライティングカラーのカスタマイズなどが行える。
Bluetooth 5.1に対応。TWS(True Wireless Stereo)モードを使い、Bluetoothで2台のスピーカーをワイヤレスで連携して増設することもできる。本体にマイク入力兼用のギター入力、AUX入力のほか、USB再生機能を備え、MP3/WMA/WAVファイルの再生に対応する。ステレオミニジャックと有線接続し、複数台のPartyBox 310をデイジーチェーン接続して使える。アナログ接続により、スマホやUSBからの音楽再生中にミキシングすることも可能だ。
2本のマイクを使ったデュエットが楽しめ、操作パネルからマイク音声のイコライザーを設定して低音や高音、エコーなどを好みで調整可能。再生している音楽に合わせて歌ったり、イベントの司会など、シーンに応じて使い分けられるとする。
内蔵バッテリーで最大約18時間の連続ワイヤレス再生が可能。充電時間は約3.5時間。USBチャージング機能やカーチャージング機能を備えており、スマートフォンなどに給電可能。2mの電源ケーブルが付属する。別売の車で充電するためのカーチャージング用DCケーブルを用意することで、スピーカーを車で充電することもできる。