ミーレ・ジャパンは7月22日、ビルトインタイプのキッチン家電「Generation 7000」シリーズとして、スチームクッカー、コンビスチームオーブン、グルメビルトインウォーマーを発売した。8月5日にはビルトインコーヒーマシンも発売予定。いずれもスマートフォンの専用アプリ「Miele App」からも操作できる。
スチームクッカー、コンビスチームオーブン
Generation 7000シリーズのスチームクッカーとコンビスチームオーブンは、オブシディアンブラックの重厚なガラス面とステンレスハンドルの「PureLine(ピュアライン)」、および最上位ラインとなるグラファイトグレーカラーの「VitroLine(ヴィトロライン)」を展開。
PureLineのスチームクッカー「DG 7240」は、2つのスチーム口によって庫内にスチームをすばやく均一に行きわたらせ、加熱ムラを抑えて食材をおいしく調理。調理プログラムとして、スチーム調理、温め直し、解凍、自動などを備える。庫内容量は40L、最大トレイ数は4段、本体サイズは幅595×高さ455×奥行き569mm。価格は352,000円。
同じくPureLineのコンビスチームオーブン「DGC 7440」と「DGC 7840」は、上記のDG 7240と同様の機能に加えて、Miele Appアプリのガイダンスに沿って最大3種類の食材を同時に30分以内で調理する機能を持つ。また、乾燥させた庫内でコロッケなどをパリッと仕上げるクリスプ機能や、乾燥とスチームを組み合わせてロースト調理などを理想的に仕上げるとするコンビモードといった機能もある。
加えてDGC 7840には、食材に刺して内部温度を測定、コントロールできるフードプローブ機能や、近接センター付きの大型タッチパネルが備わっている。DGC 7840はPureLineモデルだけでなく、VitroLineモデルもラインナップ。
DGC 7440とDGC 7840の本体サイズは幅595×高さ456×奥行き569mm、庫内容量は48L、最大トレイ数は3段。価格はDGC 7440が638,000円、PureLineのDGC 7840が924,000円、VitroLineのDGC 7840が946,000円。なお、3モデルとも電源が単相200Vである点に注意。
グルメビルトインウォーマー
グルメビルトインウォーマー「ESW 7010」は、カップやグラスの温め、お皿や食器の温め、食品の保温に加えて、低温調理機能を搭載する。温度設定は40℃~85℃の5段階。Miele Appアプリからは、温度設定、現在の温度確認、温度制御などが行える。
本体カラーとしてオブシディアンブラックとグラファイトグレーの2色を用意し、PureLineの製品ともVitroLineの製品ともカラーを統一できる。本体サイズは幅595×高さ141×奥行き570mm、収納の高さは80mm。価格は242,000円。電源は100V。
ビルトインコーヒーマシン
ビルトインコーヒーマシン「CVA 7840」は、内部で斜めに配置した新しいグラインダーを採用。コーヒー豆の香りを強く引き出す。3つの豆コンテナ(300g+150g+150g)を備え、3種類のコーヒー豆を使い分けられるほか、通常のコーヒー用、エスプレッソ用、カプチーノ用といった使い方も可能だ。水タンク容量は2.7L。抽出口は4cmの高さまで下げられるため、小さなエスプレッソカップも使いやすい。
コーヒーメニューのほか、紅茶や日本茶などに適した湯温と時間をプログラムしたティーモードもある。メンテンナンス機能として、自動洗浄、自動カルキ除去を搭載。本体サイズは幅595×高さ455.5×奥行き476mm、価格は649,000円。電源は100V。洗浄カートリッジ(1個)、カルキ除去カートリッジ(1個)、ミルクジャグが付属する。
オンラインLIVEレッスン「はじめてのMieleオーブン」
Generation 7000シリーズの対象モデルを購入、設置したユーザーを、オーブンとスチーム調理のオンラインLIVEレッスン「はじめてのMieleオーブン」へ招待する。購入期間は2021年12月31日まで、設置期間は2022年1月31日まで。
レッスン内容と時期は、「はじめてのビルトインオーブン」が2021年9月~順次開催予定、「はじめてのスチーム調理」が10月~順次開催予定。いずれも、操作方法からお手入れ方法を紹介し、格製品の機能を活用したレシピから1品を実際に調理する。対象モデルは以下の通り。
- オーブン:H 7860 BP、H 7460 BP、H 7264 B
- 電子レンジ機能付オーブン:H 7840 BM、H 7440 BM
- コンビスチームオーブン:DGC 7840、DGC 7440
- スチームクッカー:DG 7240